「ブルー・ライト・ヨコハマ」
いしだあゆみ の シングル
B面明日より永遠に(オリジナル盤)
喧嘩のあとでくちづけを
ふたりだけの城
(1968年)ブルー・ライト・ヨコハマ
(1968年)涙の中を歩いてる
(1969年)
いしだあゆみ 年表
羽衣天女
(1985年)
いしだあゆみ、渡哲也
わかれ道
(1986年) ブルー・ライト・ヨコハマ/
あなたならどうする
(1991年) -
テンプレートを表示
「ブルー・ライト・ヨコハマ」は、1968年12月25日にリリースされたいしだあゆみの26作目のシングル。 横浜のご当地ソングの代表的な楽曲であり、横浜市が、2009年の開港150周年を記念して「ご当地ソング」のアンケートを取ったところ、2位の童謡「赤い靴」を大きく引き離し、「ブルー・ライト・ヨコハマ」が1位となった[1]。 いしだあゆみの代表曲の一つであり、累計売上は150万枚を超える売り上げを記録するミリオンセラーとなった[2]。いしだにとって自身初のオリコン週間1位を獲得し、1969年の年間チャートにも第3位にランクインし、「“歌手”いしだあゆみ」のイメージを確立した。また、いしだあゆみは本楽曲で1969年の『第20回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした。紅白では、他にも1973年の第24回、1993年の第44回で歌われている。 本楽曲の作曲を手がけた筒美京平にとっても、自身が手掛けた楽曲で初のオリコン週間1位を獲得する出世曲となった。また、筒美は本楽曲で第11回日本レコード大賞・作曲賞を受賞した。 作詞者の橋本淳によると本楽曲のイメージは港の見える丘公園(横浜市中区山手)から見える横浜と川崎の工業地帯の夜景と、自身がかつてブルー・コメッツと共に降り立ったフランス・カンヌの夜景の美しさを重ね合わせたものであるとのこと[3]。 1969年4月5日放送の『ゴールデンナイトショー
目次
1 解説
2 シングル収録曲
3 収録アルバム
4 メディアでの使用
5 カバー
5.1 上原多香子のカバー
5.1.1 上原盤解説
5.1.2 上原盤シングルの収録曲
5.1.3 商品規格
5.1.4 その他の収録作品
6 脚注
7 関連項目
8 外部リンク
解説
当時『朝日新聞』に連載されていた4コマ漫画『サザエさん』(1969年5月14日分)の中でも、サザエが駅の窓口で横浜行きの切符を買う時つい「ブルーライトよこはま 1枚」と言ってしまい、赤面するマンガがある[4]。
1970年代末まで日本の音楽が禁止されていた軍事政権下のソウル、釜山および韓国内で知られたほぼ唯一の歌謡曲であり、「韓国人が最もよく知る日本の歌」とも紹介されている[5]。カラオケが輸入されてからもクラブなどでは、この歌ばかりが歌われていたという。また、朴正煕大統領も日本から本楽曲のカセットテープを持ち帰って、宴会で歌ったという[5]。韓国の音楽グループ、BIGBANGなどのK-POPアーティストやキム・ヒョンソクは表題曲がK-POP音楽に影響を与えたことを証言している[6]。
なお、1976年7月にはB面を「喧嘩のあとでくちづけを」に差し替えて再リリースされ、さらに1991年7月21日には8cmCDシングルとしてリリースされた。ただし8cmCDシングルのカップリング(B面)は同じくいしだのヒット曲「あなたならどうする」に変更され、両A面シングルとなっている。
2005年の『第56回NHK紅白歌合戦』に際してNHKが行ったアンケート「スキウタ?紅白みんなでアンケート?」で、本楽曲が紅組65位にランクインした。
横浜港開港150周年を控えた2008年12月より、京急の横浜駅で表題曲が接近メロディーとして使用されている[7]。 ※オリジナル盤は両曲とも、作詞:橋本淳/作曲・編曲:筒美京平
シングル収録曲
オリジナル盤
ブルー・ライト・ヨコハマ
明日より永遠に