ブルーマーメイド
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、津軽海峡フェリーの船舶について説明しています。アニメの用語については「ハイスクール・フリート」をご覧ください。

ブルーマーメイド
青森港フェリーターミナルに接岸するブルーマーメイド
基本情報
船種フェリー
船籍 日本 函館
所有者津軽海峡フェリー
運用者津軽海峡フェリー
建造所内海造船瀬戸田工場
姉妹船ブルードルフィン (2代)
ブルーハピネス
ブルールミナス
シルバーブリーズ(準同型)
船級JG
信号符字JD3596
IMO番号9682136
MMSI番号431005263
経歴
起工2013年
進水2013年12月5日
竣工2014年4月4日
就航2014年4月16日
現況就航中
要目
総トン数8,860トン
載貨重量3,250トン
全長144.58 m
全幅23.00 m
深さ14.10 m
満載喫水5.90 m
機関方式ディーゼル
主機関MAN B&W 6S50MC-C8.2型 1基
推進器可変ピッチプロペラ 1軸
バウスラスタ 1基
スタンスラスタ 2基
航海速力20ノット
旅客定員583名(6時間未満)
乗組員33名
車両搭載数トラック71台または乗用車230台
その他フィンスタビライザー装備
出典[1]
テンプレートを表示
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、ブルーマーメイドに関連するカテゴリがあります。

ブルーマーメイド(Blue Mermaid)は、津軽海峡フェリーが運航するフェリー
概要

ブルードルフィン2(旧:ブルードルフィン)に続く「カジュアルクルーズフェリー」の第2船として、内海造船瀬戸田工場で建造され、2014年4月16日に就航した。ブルードルフィンは、在来船の改造であったため、津軽海峡フェリーへの移行後、青函航路に就航した初の新造船[2]である。

2023年10月2日より、新規航路となる室蘭-青森航路へ転属[3]
設計

機関は旅客フェリーとしては比較的珍しい1機1軸構成で、船首はバルバスバウ、船尾は普通船尾となっている。操船性向上のためバウスラスタ1基、スタンスラスタ2基を装備、舵は低速時の最大舵角が45度のマリナー舵を採用した。車両ランプは、船首(バウバイザー付)、船尾、右舷船首部の3箇所に設置されており、車両甲板は3層で船内スロープで連絡されている。
船内

船室は2層で、上層階にスイート、コンフォートの客室、下層階にビューシート、スタンダードの客室とその他公室が配置されている。車両甲板は3層で、ランプは船首、船尾、右舷前方の3箇所に設けられている。車両甲板から客室に直通するエレベーターが設置されており、船内はバリアフリー対応となっている。また、東日本大震災を教訓として災害支援に対応する設備が盛り込まれ可動橋のない岸壁に使用するショアランプドアやストレッチャー搬入に対応したエレベーターや客室、診察対応用のドクタールーム等を設ける[4]。その後2024年1月から3月にかけリニューアルを行い、トラック運転手からのプライバシー向上要望を反映する形で1人用個室の設置を行う[5]
客室
上層階


スイート(2名×7室) - バス・トイレ付きのツインルーム

コンフォート(4名×7室) - マットレス付きの洋室

下層階


ビューシート(46席) - 船首に設けられた展望席。進行方向に向いたリクライニングシートとなっている。

スタンダード(24名×12室、22名×4室) - カーペット敷きの大部屋

レディースルーム

ファミリールーム


ドッグルーム&ドッグバルコニー - 中型犬、小型犬が利用可能

プライベートドッグルーム&ドッグバルコニー - ペットと一緒に過ごせる客室、大型犬も利用可能


ドライバールーム

設備

いずれも下層階。

レセプション - 毛布の貸出を実施

エントランス - マッサージチェアが設置されている

プロムナード

マーメイドショップ(売店)

オートショップ(自動販売機)

集中充電コーナー

救急室

赤ちゃんルーム

キッズルーム

シャワールーム - 男性用、女性用が設置されている

ゲームコーナー

脚注^ “内海造船、旅客船兼自動車航送船“ブルーマーメイド”完工”. 海事プレス (海事プレス社): pp. 15. (2014年4月4日) 
^ 津軽海峡フェリーとしての初の新造船は、2013年より大間航路に就航した大函丸 (2代)
^ “室蘭/青森間のフェリー航路を2023年10月より開設”. 津軽海峡フェリー株式会社. @press. https://www.atpress.ne.jp/news/344370 


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:20 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef