ブルーフォード
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ブルーフォード
Bruford
出身地
イングランド
ジャンルフュージョン
ジャズ・ロック
プログレッシブ・ロック
カンタベリー・ロック
活動期間1977年 - 1980年
レーベルEGレコード

メンバービル・ブルーフォード
アラン・ホールズワース
デイヴ・スチュワート
ジェフ・バーリン
ジョン・クラーク

ブルーフォード(Bruford)[1]は、イングランド出身のロックバンド

1970年代後半、プログレッシブ・ロック・バンド「イエス」「キング・クリムゾン」の元ドラマー ビル・ブルーフォードのソロ・プロジェクトとして活動した、ジャズ・フュージョン志向のグループ。
概要・略歴「ビル・ブルーフォード」個人も参照主宰ビル・ブルーフォード(2004年撮影)

1977年当時、ジャズ・ロック・バンド「ナショナル・ヘルス」に在籍していたドラマーのビル・ブルーフォードは、デイヴ・スチュワート(キーボード)、ジェフ・バーリン(ベース)、アラン・ホールズワース(ギター)というカンタベリー・ロック人脈を集めてソロ・プロジェクトを開始。デビュー・ソロ・アルバム『フィールズ・グッド・トゥ・ミー』をリリースする。

同年、ナショナル・ヘルス降板後、プログレッシブ・ロック・バンド「U.K.」を結成。そして翌1978年に脱退した後、ソロ・プロジェクトに専念し、「ブルーフォード」の名でバンド形態に発展させる。

1979年、ほぼインストゥルメンタルで構成されるアルバム『ワン・オヴ・ア・カインド』をリリースした。同年のライブ・アルバム『ザ・ブルーフォード・テープス』(元はラジオ局のWLIRで放送されたライブ音源)と、その時期の関連ツアーにてホールズワースが降板し、ジョン・クラーク(元Quasar)が後任を務めた。

1980年、アルバム『グラデュアリー・ゴーイング・トルネード』をリリース。主宰するビル・ブルーフォードは、キング・クリムゾン時代の同僚ロバート・フリップと共同で「ディシプリン」プロジェクト(後の再始動キング・クリムゾンに発展)に注力するため、この年でバンド活動を解消した。
歴代メンバー

ビル・ブルーフォード (Bill Bruford) - ドラムス (1977年-1980年)

アラン・ホールズワース (Allan Holdsworth) - ギター (1977年-1979年)

デイヴ・スチュワート (Dave Stewart) - キーボード (1977年-1980年)

ジェフ・バーリン (Jeff Berlin) - ベース/ボーカル (1977年-1980年)

ジョン・クラーク (John Clark) - ギター (サポート1977年-1978年、正規1979年-1980年)

主なサポート(アルバム参加)


アネット・ピーコック (Annette Peacock) - ボーカル (1977年)

ケニー・ホイーラー (Kenny Wheeler) - フリューゲルホルン (1977年)

ジョン・グッドサル (John Goodsall) - ギター (1977年)

エディ・ジョブソン (Eddie Jobson) - ヴァイオリン (1979年)

ジョージー・ボーン (Georgina Born) - チェロ (1979年)

リリース

アルバム『フィールズ・グッド・トゥ・ミー』では、ボーカルでアネット・ピーコック、管楽器でケニー・ホイーラーが担当。

アルバム『ワン・オヴ・ア・カインド』には、ヴァイオリン奏者エディ・ジョブソンが客演。

アルバム『グラデュアリー・ゴーイング・トルネード』では、ベース奏者のジェフ・バーリンがボーカルも兼任。

2017年10月、リマスター・リミックス・未発表曲を含む音源をまとめた8枚組ボックス・セットがリリースされた。未発表の素材は、ロンドンの「The Venue」で録音されたライブ音源と、1980年に所属レーベル EGレコードによってバンドが降ろされたために実現しなかった4枚目のスタジオ・アルバムのために準備されていた音楽=18曲の短いトラックや断片で構成されている[2]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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