ブルーバードカップ
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ブルーバードカップ
開催国
日本
主催者千葉県競馬組合
競馬場船橋競馬場
第1回施行日1956年2月15日
2025年の情報
距離ダート1800m
格付けJpnIII
賞金1着賞金2400万円

出走条件サラブレッド系3歳(指定交流)
負担重量別定
出典[1]
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ブルーバードカップは、千葉県競馬組合が、船橋競馬場ダート1800メートル (m)で施行する地方競馬南関東公営競馬)の重賞競走ダートグレード競走)である。格付けはJpnIII日刊ゲンダイを発行する株式会社日刊現代が優勝杯を提供しているため、正式名称は「日刊ゲンダイ賞 ブルーバードカップ」と表記される。

副賞は日刊ゲンダイ賞、日本中央競馬会理事長賞、日本馬主協会連合会長奨励賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞、開催執務委員長賞、またNAR生産牧場賞と船橋競馬生産牧場賞がある(2024年)。
概要

1956年にアラブ系3歳(旧4歳)限定の重賞競走として創設される。

1998年の第42回はサラブレッド系の競走馬も出走できるオールカマー競走として施行された。

翌1999年の第43回からはサラブレッド系のみの競走に変更される。

2005年の第49回を最後に重賞競走としてはいったん休止され、翌2006年からは特別競走に降格となる。

2017年より準重賞に昇格。2023年は開催されず、2024年からは全日本的なダート競走の体系整備に伴いダートグレード競走となり、JpnIIIに格付け、施行距離もダート1800mに変更されるとともに羽田盃トライアル競走に指定され、地方所属の1着馬には羽田盃への優先出走権が付与される[2][3][4]。なお、回数については重賞として休止以前のものから引き継いでおり、重賞(ダートグレード競走)として再設定された2024年は「第50回」としてカウントされている。

本競走は2022年まで東京湾カップのトライアル競走に指定され、上位2着までに入った馬には優先出走権が付与されていた[5]
条件・賞金等(2024年)
出走条件
[1]
サラブレッド系3歳

中央競馬所属馬の出走枠は3頭[6]

ブリーダーズゴールドジュニアカップに優勝し、かつサンライズカップで入着ないしJBC2歳優駿で地方所属馬のうちの上位3番手までに入った北海道競馬所属馬と、チバテレ盃で3着以上に入った馬に優先出走権がある。

負担重量
56kg、牝馬54kgが基本重量で、中央競馬所属馬は本年1月4日までの収得賞金500万円超は1kgの負担増、地方競馬所属馬は本年1月5日までの総収得賞金1200万円超は1kg負担増となる。
賞金額
1着2000万円、2着700万円、3着400万円、4着200万円、5着100万円。
優先出走権付与
本競走で優勝した地方所属馬に羽田盃の優先出走権が付与される。
歴代優勝馬
南関東重賞格付け時

回数施行日優勝馬性齢所属タイム優勝騎手管理調教師
第1回1956年2月15日フレツチヤ牝4川崎1:47.4鳥飼元脩鳥飼元脩
第2回1957年2月2日イチキヨタカラ牝4船橋1:45.2谷口章谷口源吾
第3回1958年2月23日モアナー牝4船橋1:43.4
須田茂木村万吉
第4回1959年1月25日アジヤンタ牝4船橋1:46.3荒山徳一佐竹海治
第5回1960年1月24日シマウタ牝4川崎1:49.4勝又衛佐藤金秋
第6回1961年3月9日ダイゴウイルソン牡4川崎1:45.3佐々木竹見鈴木春吉
第7回1962年2月23日ダイリユウ牡4船橋1:44.1藤田安弘関口三治
第8回1963年3月8日フクトミホマレ牡4大井1:45.5小筆昌森田正一
第9回1964年2月1日アデルバウエル牡4大井1:43.5須田茂阪本正太郎
第10回1965年1月2日ビンゴ牡4大井1:44.4須田茂田中利衛
第11回1966年2月26日ハナノキネン牡4大井1:42.8渥美忠男森谷光雄
第12回1967年2月22日ホージツト牡4大井1:43.5高柳恒男武森辰己
第13回1968年2月21日ビオー牡4船橋1:42.7宮下紀英宮下仁
第14回1969年2月12日モリセイユウ牡4大井1:42.8物井栄山下春茂
第15回1970年2月18日スピードマツク牡4船橋1:42.9宮下紀英濱月睦生
第16回1971年2月24日ブルジヨン牡4船橋1:43.3内野健二木村万吉
第17回1973年2月14日ダライラマ牝4船橋1:41.3田部和廣木村和男
第18回1974年2月13日ミスダイリン牝4船橋1:39.8角田次男佐藤勇
第19回1975年2月17日ホクトライデン牡4船橋1:41.8江湖富貴平島好助
第20回1976年2月18日マルトクチドリ牝4船橋1:40.5高橋三郎熊坂明
第21回1977年2月7日ソデノボーイ牡4船橋1:42.6牛島和也伊藤匡
第22回1978年2月6日ハチノウイン牡4船橋1:43.6松代真千吉良秀之助
第23回1979年2月15日サリユウムサシ牡4船橋1:41.7桑島孝春高松弘之
第24回1980年2月2日イケアレツポ牡4船橋1:41.7渡辺市郎宮下哲朗
第25回1981年2月18日サンリキユウ牡4川崎1:42.5本間茂足立勝久
第26回1982年2月24日ケイワイホマレ牡4大井1:41.5高橋三郎小筆昌
第27回1983年2月22日ハヤノランサー牡4川崎1:42.6高橋三郎福島幸三郎
第28回1984年2月21日カネヤマカザン牝4大井1:42.7堀千亜樹遠間波満行
第29回1985年2月19日ノムラダイオー牡4大井1:42.2
同着)高橋三郎山下春茂
ダークルア牡4浦和吉田正美武藤信尾
第30回1986年2月4日トヨクラテイオー牡4船橋1:43.8石崎隆之出川己代造
第31回1987年1月22日ホクトライトオー牡4川崎1:43.6本間茂松田久
第32回1988年2月24日オタルホーマー牡4大井1:42.9高橋三郎物井榮
第33回1989年2月22日ホクトエンペラー牡4船橋1:42.2桑島孝春後藤稔


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