ブルース・ボウチー
Bruce Bochyテキサス・レンジャーズ 監督 #15
サンフランシスコ・ジャイアンツでの監督時代
(2017年3月22日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 フランス
シャラント=マリティーム県ビュサック=フォレ
ブルース・ダグラス・ボウチー(Bruce Douglas Bochy, 1955年4月16日 - )は、フランス・シャラント=マリティーム県 ビュサック=フォレ(英語版)出身の元プロ野球選手(捕手)、監督。右投右打。2023年より、MLBのテキサス・レンジャーズで監督を務める。
愛称はボッチ[1]。 ボウチーは、フランスのシャラント=マリティーム県ビュサック=フォレ 現役時代は捕手としてアストロズ(1978年 - 1980年)、ニューヨーク・メッツ(1982年)、サンディエゴ・パドレス(1983年 - 1987年)に所属し、通算358試合の出場で打率.239、26本塁打、93打点を記録した。パドレスではテリー・ケネディの控え捕手として起用され、1984年のワールドシリーズでは第5戦で代打として出場し安打を記録したが、デトロイト・タイガースに1勝4敗で敗れた[3]。1988年はパドレス傘下のAAA級ラスベガス・スターズで選手兼コーチを務め[4]、同年現役を引退。
経歴
現役時代
引退後(英語版
監督就任1年目の1995年は70勝74敗と負け越したが、1996年は91勝71敗で地区優勝を果たし、シーズン終了後にナリーグの最優秀監督に選出された。1998年は98勝64敗で地区優勝を果たし、球団史上14年ぶりにワールドシリーズ進出を果たしたが、ニューヨーク・ヤンキースに4連敗で敗れた。1999年4月10日に監督として通算338勝で、ディック・ウィリアムズの監督としての勝利数の球団記録を更新[5]。
1999年から2003年にかけて5年連続で負け越した。2000年からの4年契約を満了し、2004年2月17日に2年目の2005年は球団オプションの契約に合意[6]。ペトコパーク開場1年目の2004年は地区優勝はならなかったものの、87勝75敗と6年ぶりに勝ち越した。2005年と2006年は地区優勝を果たしたが、いずれもディビジョンシリーズでセントルイス・カージナルスに敗れた。
2006年10月27日にサンフランシスコ・ジャイアンツの監督に就任[7]。
2010年には自身初、球団にとってもサンフランシスコ移転後では初となるワールドシリーズ制覇を達成した。また2012年、2014年にもワールドシリーズを制覇した。2016年にもワイルドカードでポストシーズン進出を果たしたが、ディビジョンシリーズでシカゴ・カブスに敗れた。
2019年シーズン開幕前に同シーズン限りでチーム監督の退任を発表した。同年9月18日のボストン・レッドソックス戦の勝利で史上11人目となる通算2000勝に到達した[8]。
2020年より野球フランス代表の監督に就任し、2022年9月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)予選でも代表監督を務めた[9]。
2022年10月21日、2023年よりテキサス・レンジャーズの監督を務めることが発表された[10]。