この項目では、スペインの都市について説明しています。その他の用法については「ブルゴス (曖昧さ回避)」をご覧ください。
Burgos
州 カスティーリャ・イ・レオン州
県 ブルゴス県
面積107.06 km2
標高856m
人口175,921 人 (2018年)[1]
人口密度1,643.2 人/km2
住民呼称burgales/-esa
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.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯42度20分57秒 西経3度41分05秒 / 北緯42.34917度 西経3.68472度 / 42.34917; -3.68472
座標: 北緯42度20分57秒 西経3度41分05秒 / 北緯42.34917度 西経3.68472度 / 42.34917; -3.68472ブルゴス(スペイン語: Burgos, スペイン語: [?bu??os])は、スペイン・カスティーリャ・イ・レオン州ブルゴス県のムニシピオ(基礎自治体)。ブルゴス県の県都である。2018年の人口は175,921人。スペイン北部における交通の要所であり、幾度も軍事拠点にされた歴史を持つ。 ブルゴスはアルランソン川 ブルゴスの人口推移 1900?2010 この付近には古代よりケルト人の集落が存在していた。ブルゴスの郊外にはアタプエルカ遺跡があり、人類化石が出土している。その後、9世紀末にアストゥリアス王国によって城塞都市が建設された。標高850メートル程度の丘陵地帯に位置しており、レコンキスタ(キリスト教徒によるイスラム教徒排斥運動)初期における軍事上の根拠地となった。 11世紀以降にはトレドやマドリードとともに、ブルゴスもカスティーリャ王国の都となった[4]。スペインの英雄である軍人のエル・シッドは、ブルゴス近郊で生まれてブルゴスで教育を受けたため、街中にはエル・シッドの像が複数箇所に建てられている。例えば、アルランソン川に架けられた橋の近くだけでも、劇場の前の広場、サンタ・マリーア門の一部にエル・シッドの像が存在している。サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の主要なルートはブルゴスを通っている。1221年にはブルゴス大聖堂の建設が着工され、16世紀に完成した。1572年のブルゴス 1930年代後半のスペイン内戦においては、反政府軍のフランシスコ・フランコ側の拠点となった。1970年にはブルゴスで、テロ組織バスク祖国と自由(ETA)の活動家6人が死刑判決を受けたブルゴス裁判
地理
人口
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[2]、1996年 - [3]
歴史
2008年にはブルゴス空港(英語版)が旅客便の運航を開始した。2010年7月13日には人類進化博物館(英語版)が開館した。同年12月31日までに148,045人が入館しており、カスティーリャ・イ・レオン州で最も入館者数の多い博物館となった。2013年には「スペイン美食首都」に選出された。2015年にはユネスコによって「美食都市」に選出され、またユネスコの創造都市ネットワーク(食文化分野)に加盟した。
交通ブルゴス空港
歴史的にバスク地方とカスティーリャ地方を結ぶ交通の要所であり、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の主要なルートはブルゴスを通っている。ブルゴスとスペインの首都マドリードは高速道路N-1号線でも結ばれている。
鉄道駅としてはブルゴス・ローサ・デ・リマ駅(スペイン語版)が設置されている。アランダ・デ・ドゥエロを経由してスペインの首都マドリード方面の南へ向かう鉄道路線、北東約80 kmに位置するミランダ・デ・エブロへ向かう鉄道路線、南西のベンタ・デ・バニョスへ向かう鉄道路線が敷設されている。将来的には高速鉄道AVEでマドリードと結ばれる予定である。
ブルゴス市街地の4km東にはブルゴス空港(英語版)がある。1927年7月19日に設立され、長らく軍用空港だったが、2008年7月3日に初めて商業飛行が行われた。バルセロナ=エル・プラット空港に向かう定期便が運航されている。
大聖堂ブルゴス大聖堂
ブルゴス大聖堂(サンタ・マリーア大聖堂)は、13世紀に着工し、16世紀に竣工した。この大聖堂はユネスコの世界遺産に登録されており、中世の民族的英雄エル・シッドとその妻などが埋葬されている。大聖堂の前には、サンタ・マリーア広場(Plaza de Santa Maria)がある。また、近くにはサンタ・マリーア門(Arco de Santa Maria)があり、この門にもエル・シッドの像が存在する。
スポーツ
ブルゴスCF - 1936年創設のサッカークラブ。一度消滅したものの1994年から再び活動している。
CBミラフローレス - 1994年創設のバスケットボールチーム。2015年8月にプロ化した。
CBティソーナ(スペイン語版) - 2014年創設のバスケットボールチーム。
CDAラグビー・ブルゴス(スペイン語版) - 1970年創設のラグビーチーム。
姉妹都市
ブルッヘ、ベルギー
Loudun、フランス
ペサック、フランス
ヴィチェンツァ、イタリア
バレンシア、スペイン
サン・フアン・デ・ロス・ラゴス(スペイン語版)、メキシコ
脚注^ “Poblacion, superficie y densidad por municipios” (スペイン語). INE(スペイン国立統計局). 2013年9月21日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。