(国旗)(国章)
国の標語:Unite, Progres, Justice
(フランス語: 統一、進歩、正義)国歌:Une Seule Nuit(フランス語)
ある一夜
公用語ムーア語、ビサ語、ジュラ語、フラニ語[注釈 1]
首都ワガドゥグー
最大の都市ワガドゥグー
政府
暫定大統領イブラヒム・トラオレ
暫定首相アポリネール・ヨアヒム・キレム・デ・タンベラ
ブルキナファソ(フランス語: Burkina Faso)は、西アフリカにある共和制国家。北はマリ、東はニジェール、南東はベナン、トーゴ、南はガーナ、南西はコートジボワールと国境を接する。首都はワガドゥグーである。
概要アフリカにおけるブルキナファソの位置
ブルキナファソはアフリカ大陸西部の中央に位置する内陸国である。ブルキナファソ最大の民族集団は、11世紀から13世紀にかけてこの地に定住したモシ人が主体となっている。モシ人はモシ諸王国と呼ばれる国々を築き、ヴォルタ川上流地域一帯での支配を強めてきた。19世紀末にはフランスの侵略を受け、フランス領西アフリカの一地域として植民地化される。その後、フランス共同体内の自治国を経て1960年にオートボルタ共和国として独立した。独立以来ブルキナファソは旱魃、飢餓、腐敗にさらされ続けており、政情も安定せず幾度となくクーデターが繰り返されてきた。
国名を「高潔な人々の国」[4]を意味するブルキナ・ファソに改称し(ブルキナはモシ語で「上へ向かう」、ファソはジュラ語で「祖国」の意味)、現在の国旗を制定したのは、ブルキナファソの「建国者」であり、1983年の軍事クーデターで実権を握ったトーマス・サンカラである。サンカラは社会主義経済体制下で、全国的な識字キャンペーン、農民への土地の再分配、鉄道と道路の建設、女性器切除・強制結婚・一夫多妻制の非合法化など、社会経済改革に着手した。