ブリーゼタワー
BREEZE TOWER
ブリーゼタワー南西側(国道2号線 桜橋西交差点)から撮影。
中央手前は、阪神産経桜橋ビル。(2015年2月21日撮影)
施設情報
所在地
ブリーゼブリーゼ
BREEZE BREEZE
店舗概要
開業日2008年10月3日
商業施設面積10,000 m²
店舗数61
外部リンクBREEZE BREEZE
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サンケイホールブリーゼ
情報
完成2008年7月31日
開館2008年11月15日
客席数912
運営ブリーゼアーツ
所在地大阪府大阪市北区梅田2-4-9
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ブリーゼタワー(英語: BREEZE TOWER)は、大阪市北区梅田2丁目(オオサカガーデンシティ)にあるビジネスオフィス、商業施設、多目的劇場が併設する超高層ビルである。フジサンケイグループのサンケイビルが運営している。 JR大阪駅にほど近い、旧大阪サンケイビルと旧島津ビルの敷地を併せた再開発計画「西梅田プロジェクト」により[2]、建てられた超高層ビルである。計画地は半世紀にわたり人々に親しまれたサンケイホールの跡地であり、戦後の大阪の経済・文化を見守ってきた場所であることから、再開発に当たってはこの歴史を踏まえ、都市再生への貢献を開発の基本的な考え方とし、これらを実現することで都市再生特区の適用を受け、容積率1,500%、高さ170m超のオフィス・商業・ホール・カンファレンスの用途からなる複合高層タワーが実現した[3]。 設計者の選定に当たり、フジテレビ時代にプロデューサーを務めたサンケイビルの中本逸郎社長(当時)はデザイン性を重視[4]。三菱地所設計に設計・監理を任せ、海外の建築家からデザインアーキテクトを起用することにし[4]、最終4候補から、環境建築で知られるドイツの建築家、クリストフ・インゲンホーフェンを選んだ[4]。 インゲンホーフェンは不整形な敷地で、境界線から後退して建物を配置[4]。周囲をオープンスペースとして計画した。さらにJR大阪駅側から国道2号へと至る南北の通り抜けを可能にし、人の流れの活性化を図った[4]。また環境に優しい「グリーンビルディング」を提案[4]。ビルの東西にコアを配置することで日射熱を最小に抑え、南北にダブルスキンファザードと自然換気システムを配置した[4]。自然換気は、オフィス階に1.8m間隔で設置した換気窓を執務者が任意に開けて外気を取り込む形で行う[4]。夏季と冬季を除く年間のほぼ半分は、換気窓を開けられる見通し[4]。 景観照明は石井幹子デザイン事務所、ホール設計はKAJIMA DESUGN、施工は鹿島建設が担当した[1]。総事業費約270億円。 前身は、1952年(昭和27年)に竣工した産経新聞大阪本社の社屋「産経会館」であり、これがのちの「大阪サンケイビル」となった。同ビルは産経新聞の社屋のほか、ラジオ大阪本社・スタジオ(1993年に港区のORC200に移転)、コンサートや演劇に幅広く使われた「サンケイホール」も併設していた。 その後、施設の老朽化が進んだことで、サンケイビルが大阪市から期限付きで借りた湊町の土地に建設した「難波サンケイビル」に産経新聞大阪本社を移転させ[5]、旧島津ビル敷地と併せて再開発を進めることになった。 建物名称「BREEZE」は、ダブルスキンファサードを採用し、外部の風速に影響されず室内に流れ込む風量を一定に制御する風量調節弁と各階の空調機と連動する換気扉によって、「そよ風=breeze」を感じる自然換気が行われることに由来する[6]。
概要
大阪サンケイビル
由来
沿革
2004年(平成16年)
4月 - 基本設計を開始[7]。
4月27日 - サンケイビルが西梅田プロジェクトをプレスリリース[8]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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