ブリッツクリーグ・バップ
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「ブリッツクリーグ・バップ」
ラモーンズシングル
初出アルバム『ラモーンズの激情
B面ハヴァナ・アフェアー
リリース1976年2月4日
規格7インチ・シングル
ジャンルパンク・ロック
時間2分12秒
レーベルサイアー・レコード
作詞・作曲トミー・ラモーン、ディー・ディー・ラモーン
プロデュースクレイグ・レオン
ラモーンズ シングル 年表

ブリッツクリーグ・バップ
(1976年)アイ・ウォナ・ビー・ユア・ボーイフレンド
(1976年)

ミュージックビデオ
「Blitzkrieg Bop」 - YouTube


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「ブリッツクリーグ・バップ[注釈 1]」(Blitzkrieg Bop)は、アメリカ合衆国パンク・ロックバンドラモーンズの楽曲。1976年2月にデビュー・シングルとして発表。同年4月リリースのアルバム『ラモーンズの激情』には別ヴァージョンが収録された。当時の邦題は「電撃バップ」[注釈 2]
背景

オリジナル・シングル記載の作詞・作曲クレジットはバンド名義だったが[1]、実際にはメンバーのうちトミー・ラモーンとディー・ディー・ラモーンの2人が共作した[2][3]。メンバーの説明によれば、ベイ・シティ・ローラーズの「サタデー・ナイト」とローリング・ストーンズの「ウォーキング・ザ・ドッグ」(厳密にはルーファス・トーマスのカヴァー)にインスパイアされた曲だという[4]。また、ジョーイ・ラモーンはイントロ及びエンディングのチャントに関して「革命を告げるときの声であり、自分達のことを自分達でやるべきだとパンクス連中に告げた戦闘命令でもある」と説明している[2]

クレジットには明記されていないが、ジョーイの弟Mickey Leighもバッキング・ボーカルで参加した[4]
反響・評価

リリース当時は全米シングル・チャート入りを果たせず、収録アルバム『ラモーンズの激情』もアメリカのBillboard 200では111位に終わった[5]

ローリング・ストーン』誌が選出した「オールタイム・グレイテスト・ソング500」(2021年版)では64位にランク・インした[6]。また、デイヴ・スワンソンはUltimate Classic Rockの企画「Top 10 Ramones Songs」で本作を1位に挙げ「ラモーンズが特別な存在となった理由を示す決定的な例であり続けている」と評している[7]
他メディアでの使用例

「ブリッツクリーグ・バップ」は、ラモーンズも出演した『ロックンロール・ハイスクール』(1979年公開)[8]、ドキュメンタリー映画『END OF THE CENTURY』(2003年公開)[9]といったラモーンズ関連映画のサウンドトラックで使用された。その他にも『デトロイト・ロック・シティ』(1999年公開)[10]、『ジミー・ニュートロン 僕は天才発明家!』(2001年公開)[11]、『ニュースの天才』(2003年公開)[12]、『デート & ナイト』(2010年)[13]、『疑惑のチャンピオン』(2015年公開)[14]、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年公開)といった映画でも使用された。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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