ブラッディ・マンデイ
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BLOODY MONDAY
ジャンル
少年漫画サスペンス漫画、アクション漫画
漫画:BLOODY MONDAY
BLOODY MONDAY Season2 ?絶望ノ匣?
BLOODY MONDAY ラストシーズン
原作・原案など龍門諒
作画恵広史
出版社講談社
掲載誌週刊少年マガジン
発表期間2007年17号 - 2009年20号(Season1)
2009年46号 - 2011年21号(Season2)
2011年29号 - 2012年17号(ラストシーズン)
巻数全11巻(Season1)
全8巻(Season2)
全4巻(ラストシーズン)
話数全96話(Season1)
全68話(Season2)
全36話+番外編1話(ラストシーズン)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『BLOODY MONDAY』(ブラッディ マンデイ)は、龍門諒原作・恵広史作画の漫画作品、およびそれを原作とした連続テレビドラマ
概要

日本の天才ハッカーである高校生がハッキング能力を駆使しながら日本の治安機関と協力をして、無差別大量殺人を目論むテロ集団に立ち向かう物語。『週刊少年マガジン』2007年17号より連載を開始。「目眩く頭脳戦」「予測不能の展開から目を離すな」「少年漫画史を変えるショッキングサスペンス連載」というフレーズでの宣伝がなされていた。

Season1第1話は巻頭カラーで67ページという掲載となった。2009年20号(4月15日発売)でSeason1が終了し、半年後の同年46号(10月14日発売)?2011年21号(4月20日発売)にSeason2『絶望ノ匣(パンドラノハコ)』を連載。同年29号(6月15日発売)?2012年17号(3月28日発売)連載のラストシーズンをもって完結した。2010年7月時点でコミック累計販売数は500万部を突破している[1]
あらすじ
Season1
主人公の高木藤丸は、普通の高校に通う2年生。普段は無気力でだらしがない少年。しかし裏では、天才的なハッキング能力を持つ正体不明のカリスマハッカー『ファルコン』として、父・竜之介が所属する公安調査庁の一組織『THIRD-i』の仕事を手伝っていた。極寒の地・ロシアで、売人から極めて危険なウイルスを手に入れた謎の女テロリスト・折原マヤが、藤丸の通う弥代学院へ生物教師として赴任して来る。特殊拘置所で収監されている神島紫門がかつて率いていた宗教団体は、教祖を奪還すべくテロ計画を実行に移そうとしていた。彼らは、かつて神島一派の起こした事件をハッキング能力で未然に防いでいた藤丸の能力を高く評価し、藤丸を事件に巻き込もうとする。藤丸は、幼馴染で自身のバックアップ役でもある九条音弥の協力を得て、テロメンバーの折原マヤの逮捕に成功する。しかし、折原マヤを移送する際に、THIRD-i内部に内通者がいることが判明し、藤丸の機転を利かせた結果、それは宝生小百合であることが判明する。
Season2 絶望ノ匣
『BLOODY MONDAY』から2年後。藤丸は以前のような平和な日々を過ごしていた。ある日、テロリストにより飛行機がハイジャックされてしまう。彼らの目的は、テロ組織『魔弾の射手』の指導者で最重要犯罪者として収監されている火野アレクセイの釈放だった。
ラストシーズン
『魔弾の射手』事件の後、大切な人を失った藤丸は行方をくらましていた。事件から1年後、東京で開催される12か国首脳会談の警備に駆り出された『THIRD-i』。そのパーティー会場には音弥と遥の姿もあった。しかし会場は、仮面を付けたテロリストたちに占拠されてしまう。その裏には、藤丸、J、そして最大の敵『物語綴』の思惑が隠されていた。
登場人物
主要人物
高木藤丸(たかぎ ふじまる)
本作品の主人公。高木竜之介・加奈子夫妻の第1子にあたり長男である。弥代学院高等部2年・新聞部員(Season1)→浪人生(Season2?)。Season1では16歳(本当は17歳の年だが誕生日を迎えていないため)。Season2では19歳、ラストシーズンでは20歳。普段は不真面目な学生。しかし影では天才
ハッカーファルコン』として高度なハッキング能力を駆使し悪人の不正を告発している。実力はウィザード級と評される。その能力は天性のものらしく、小学4年生で有料アダルトサイトのハッキングに成功している(これが藤丸の初めてのハッキングである)。竜之介の勤める公安調査庁のコンピュータシステムに侵入したことがきっかけで、竜之介の仕事を手伝っている。その仕事の1つとして請け負った『クリスマスの虐殺』の解読を発端に、一連のテロ事件に関わっていくことになる。Season1後半で正式に『THIRD-i』の職員となり、東京をテロから救った。『BLOODY MONDAY』の後は、表向きは矢島の喫茶店でアルバイトをしつつ浪人生活を送っていたが、裏では秘密裏に設立された自分の専属チーム『チーム・ファルコン』のリーダーとしてテロ対策のために動いていた(ただし、あおいなど身近な人物には「事件のショックでハッキングはやめた」と偽っていた(音弥は『チーム・ファルコン』のリーダーとして活動していることを知っていたことから音弥に対しては真実を話していた模様))。『魔弾の射手』のテロ事件の最中に水沢響とは恋仲に。事件が解決後、某国に拉致されたまま行方の知れなくなった響の捜索を続けるがJの連絡を受けて、響の救出にも成功。その後一時期遥と兄妹2人で旅行していたが、後に失踪。1年後、『物語綴(ストーリーテラー)』を止めるためにJと共に行動し、テロリストの汚名を被る覚悟で東京ネオタワーへのハッキングを敢行する。事件解決して半年後に響と結婚。彼女の望んだ音弥と遥とのW挙式である。これにより、響の夫、音弥の義兄(ただし、年齢としては音弥が年上(1歳年長)である)となり、Jの義兄弟ともなっている(音弥とJが異父兄弟のため)。『ファルコン』は姓の「高(たか)」の部分を同音の「」に置き換えた英語に由来している[注 1]。身長162cm(Season1)→172cm(Season2)、血液型はB型、獅子座。誕生日は7月24日。好物はピザ
九条音弥(くじょう おとや)
弥代学院高等部3年生・新聞部部長→東京大学法学部在学(Season2?)。Season1では18歳。Season2では20歳、ラストシーズンでは21歳。藤丸の幼馴染であり親友。藤丸が『ファルコン』であることを以前から知っており、ハッキング行為や竜之介の仕事の手伝いについても藤丸本人から聞かされている(藤丸はこのことを「バックアップ」と称している)。全国大会を二連覇した弓の名手で、60m先の人間を射抜く腕前を持つ。家庭は裕福で、邸宅は藤丸が迷うほど広い。ロシア語が多少できる。幼いころに誘拐され高木竜之介に助けられた過去をもつ。パソコンを使用しない場面での藤丸をフォローすることが多い。九条正宗の孫。他人や物事からは一定の距離を置いた冷静な態度をとることが多く、正宗に「なかなか他人を信用しない」と評されている。しかし、遥だけに対してはリラックスした表情を見せることもある。遥に好意を抱いており「多少のムチャしたくなるくらい」と語っている。本人は片想いのつもりでおり、実は相思相愛であることに気づいていなかった。ラストシーズン最終話で遥と結婚。遥の夫、藤丸と響の義弟となる。なお、Jと異父兄弟であることから、神島紫門の他の子供たちと系譜上、直接の血縁ではないが縁戚関係となっている。身長176cm、血液型はA型、牡羊座。誕生日は4月4日


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