ブラックライトニング
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ブラックライトニング
出版の情報
出版者
DCコミックス
初登場Black Lightning #1 (1977年4月)
クリエイタートニー・イザベラ
トレバー・ボン・エーデン
作中の情報
本名ジェファーソン・ピアース
種族メタヒューマン
所属チームアウトサイダーズ
ジャスティス・リーグ
能力

電気の生成

電気の操作

マーシャルアーツ

ブラックライトニング(: Black Lightning)は、DCコミックスの出版するアメリカン・コミックスに登場する架空のスーパーヒーロー。トニー・イザベラとトレバー・ボン・エーデンによって創造され、1977年のBlack Lightning #1で初登場した[1]
人物

本名:ジェファーソン・ピアース (Jefferson Pierce)

オリンピック十種競技で金メダリストとなったジェファーソンは引退後、以前住んでいたメトロポリスの南に位置する通称「スーサイド・スラム」と呼ばれているスラム地区の生家へ妻子とともに引っ越し、トーマス・ウェイン財団の推薦でガーフィールド高校の校長に就任する。ジェファーソンの父の友人であるピーター・ガンビと再会を喜ぶのも束の間、ピーターは街の現状を嘆く。彼が育った地区は犯罪や殺人が多く、ジャーナリストでもあった彼の父アルビン・ピアースも殺されていた。これらの事情は彼が故郷を捨てるには十分な理由だった[2]

ジャーナリストの父が「正義は稲妻の如く、ある者にとっては希望に、ある者にとっては恐怖となる(Justice, like lightning, should ever appear to some men hope, to other men fear.)」というモットーのせいで自ら死を招いたと感じていたジェファーソンは、無謀な行為が招く危険性を自覚していた。しかし、ジェファーソンが戻ってもなお「the 100」と名乗るギャングがのさばり治安は悪化したままの現状に憤り、彼は見過ごされた犯罪と戦うクライムファイターとなる[2]
イヤーワン

ブラックライトニングというアイデンティティを使ってギャング集団「the 100」とそのリーダーでもあるトバイアス・ホエールと戦うことで、ブラックライトニングは報復の対象を自身に向けさせ、学生が被害に会う機会を減らしていった。それらの活躍はやがてメトロポリス警察、ジミー・オルセンスーパーマンにも知られていき、信頼を得るようになる。グリーンアローから実力を試すために襲撃された時、その実力を認められジャスティス・リーグに勧誘されたが、ブラックライトニングは組織の一員として活動することを断った[3]。ジャスティス・リーグはその意見を尊重し、メンバーとは必要があれば協力するという形をとる。ある時、電車内で銃を持った暴漢と戦った際、流れ弾でトリーナ・シェルトンという女性が命を落とす。この事件は自身の活動が一般人を巻き込むことの危険性をブラックライトニングに意識させ、やがてトラウマとなり彼は能力を失ってしまう。
アウトサイダーズ「アウトサイダーズ (コミック)」も参照

バットマンルーシャス・フォックスをマルコヴィアの内戦から救出するためにジャスティス・リーグのメンバーではないブラックライトニングを勧誘する。ジャスティス・リーグは内戦に関与してはいけないと国務省から通告されており、痺れを切らしたバットマンは独自に行動していた。救出作戦の過程で能力を使えないまま戦いになり、不意を突かれてバットマンと共に収容所に収監される。そこでブラックライトニングは能力を使って死者を出しトラウマになっていることをバットマンに吐露する。バットマンから説得され、その言葉を聞いてブラックライトニングは能力を取り戻す。ルーシャス・フォックスを救出し、マルコヴィアの内戦も終わると、バットマンは共に戦った仲間でアウトサイダーズを結成しブラックライトニングも加入した。
周辺人物
リン・スチュワート (Lynn Stewart)
ジェファーソンの元妻。
アニッサ・ピアース (Anissa Pierce
)
ジェファーソンの娘。メタヒューマンの娘でもあるため、ブラックライトニングの能力を受け継いでいる。後にナイトウィングが率いるアウトサイダーズに参加する。
ジェニファー・ピアース (Jennifer Pierce)
ジェファーソンの娘。彼女もアニッサ同様、ブラックライトニングの能力を受け継いでいる。
書誌情報

タイトル収録内容刊行日ISBN
Black Lightning: Year OneBlack Lightning: Year One #1-62009年11月.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}
978-1401221690


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