ブラックストーン・グループ
The Blackstone Group
市場情報NYSE BX
ブラックストーン・グループ(The Blackstone Group、NYSE: BX)は、アメリカ合衆国に本拠を置く大手の投資ファンド運用会社である。
バイアウト・ファンドビジネスを中心に、オルタナティブ投資を主軸とする。目次 リーマン・ブラザーズを退職したピーター・G・ピーターソン
1 概要
2 名称
3 関連項目
4 脚注
5 外部リンク
概要
現在ブラックストーンのビジネスはバイアウト・ファンドだけにとどまらず、不動産ファンド部門、ヘッジファンドなどを含む市場性 オルタナティブ投資ファンド部門、財務アドバイザリー部門の4つのセグメントからなっており、運用資産1191億1500万ドル(2010年現在)に及ぶ総合 オルタナティブ投資会社となっている。
2007年の上場時には中国投資有限責任公司が30億ドル相当の非議決権株式を取得した[3]。ブラックストーンが保有する資産には、軍事・衛星技術関連の会社が含まれると指摘され、この技術が中華人民共和国政府に渡らないように米政府は懸念している。
CEOのスティーブン・シュワルツマンの個人資産は2020年には、210億ドル(約2兆1700億円)となった[4]。
創業者でCEOのスティーブ・シュワルツマンは中華人民共和国の清華大学に3億ドルを寄付して経済管理学院顧問委員会に名を連ねて自らの名のついたカレッジも設立している親中家であり[5][6][7]、シュワルツマンはドナルド・トランプ米大統領の古くからの友人で顧問でもあり[8]、大統領戦略政策フォーラム議長に選ばれるなど米政府の対中外交に一定の影響力を有している[9][10]。
名前の類似する資産運用会社ブラックロックはブラックストーンの債券運用部門として設立されたが、1995年に売却されている。