ブラックスター_(デヴィッド・ボウイのアルバム)
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『ブラックスター(★)』
デヴィッド・ボウイスタジオ・アルバム
リリース2016年1月8日
録音マジック・ショップ・スタジオ
ヒューマン・ワールドワイド・スタジオ
ジャンルロック
アート・ロック
ジャズ
レーベルISO
プロデュースデヴィッド・ボウイ
トニー・ヴィスコンティ
チャート最高順位


週間1位(イギリスアメリカ

週間5位(オリコン

デヴィッド・ボウイ アルバム 年表

ザ・ネクスト・デイ
2013年)ブラックスター
2016年)トイ
(2021年)


『ブラックスター』収録のシングル

「★ (ブラックスター)」
リリース: 2015年11月19日

「ラザルス」
リリース: 2015年12月17日

「アイ・キャント・ギヴ・エヴリシング・アウェイ」
リリース: 2016年4月6日

ミュージックビデオ
「Blackstar」 - YouTube
「Lazarus」 - YouTube
「I Can't Give Everything Away」 - YouTube
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『ブラックスター(★)』は、デヴィッド・ボウイによる28枚目にして最後のスタジオアルバム。
概要

ISOレーベル[1][2]からボウイの69回目の誕生日にして、彼が亡くなる2日前である1月8日にリリースされた[3][4] [5]

本作ではダニー・マッキャスリンやジェイソン・リンドナーなど、ジャズ・バンドであるマリア・シュナイダー・オーケストラのメンバーが参加しており、ジャズの要素を取り入れた世界観となっている。

なお、タイトルトラックである「★(Blackstar)」はシングルとして2015年の11月19日に先行して発表されており[6]、テレビドラマ「The Last Panthers」のオープニング曲に使用された。また、このアルバムからの2つ目のシングルである「Lazarus」は2015年の12月17日にデジタルダウンロードでリリースされ、また同日に BBC Radio 6におけるSteve Lamacq の音楽番組においてワールドプレミアが行われた[7]

アルバムは批評家からの高評価と、母国・イギリスアメリカ(自身初[8])など数か国で首位を獲得するといったセールスの面の両方で成功している[9]
背景と録音

前作『The Next Day』の場合と同様に、レコーディングはニューヨークのThe Magic Shopと[10]Human Worldwide Studios[11]において完全な秘密裏に行われた。このアルバムの収録曲のデモ制作は前作の完成後から直ちに行われた。アルバムに収録された楽曲群で事前に発表されていた2曲、「Sue (Or in a Season of Crime)」 と「'Tis a Pity She Was a Whore」はこのアルバムのために新たに録音されている。この新たな録音の内「'Tis a Pity She Was a Whore」では後半のサックスのパートがボウイ自身の演奏するものから、新しくダニー・マッキャスリンが録音したものに置き換えられている[12]。マッキャスリンとその他のジャズミュージシャンたちは、それぞれのパートを2015年の1月から3月にかけて、1か月に1週間の割合で録音していった。また、彼らはボウイの病については気付いていなかったという[13]

今作のプロデューサーであるトニー・ヴィスコンティによれば、このアルバムはケンドリック・ラマーの2015年のアルバム『To Pimp a Butterfly』と、エレクトロニック・ミュージック・デュオであるボーズ・オブ・カナダ、実験的なヒップホップ・トリオのデス・グリップスの影響を受けているという[14][15]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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