この項目では、ウルトラシリーズに登場する架空の怪獣について説明しています。その他の用法については「ブラックキング (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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ブラックキング
ウルトラシリーズのキャラクター
初登場『帰ってきたウルトラマン』第37話
作者熊谷健(デザイン)
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ブラックキングとは、特撮テレビドラマ『帰ってきたウルトラマン』をはじめとする「ウルトラシリーズ」、および『レッドマン』に登場する架空の怪獣。別名は用心棒怪獣。 諸元ブラックキング 『帰ってきたウルトラマン』第37話「ウルトラマン夕陽に死す」、第38話「ウルトラの星光る時」に登場。 ナックル星人が操る怪獣。黒い身体には巨大な金色の角、腹部には蛇腹を持ち、強靭な皮膚で全身が覆われている。ナックル星人によるウルトラマンジャックの能力分析に基づいて対ウルトラマン用に特別な訓練が施されているため[8]、両腕をクロスしてスペシウム光線を受け止め、ブレスレットブーメランを素手で撥ね返すなど、ジャックのあらゆる技を回避・防御する[5][7]。また、口から赤い熱線[出典 3][注釈 1]を吐き出して攻撃する能力も備えている。そのほか、MATが輸送していたサターンZを強奪する際には、口から煙幕[4][注釈 2]を吐き出して囮としても活躍する。 上記のように高い戦闘力を持つが、ナックル星人は前述の能力分析から「ブラックキングでも勝てるかどうか危ない」と判断し、郷秀樹の冷静さを奪うために坂田兄妹を殺害するなどの念入りな作戦を採る。さらに、ジャックとの交戦ではブラックキングとのタッグを組んでの攻撃も功を奏し、ナックル星人はジャックを倒すことに成功する。その後、初代ウルトラマンとウルトラセブンによって救出されたジャックをナックル星人と共に迎え撃つが、本領を発揮したジャックの猛攻撃に圧倒され、最後は空中に放り投げられたところを手刀による新技・スライスハンドで斬首されて死亡する。
『帰ってきたウルトラマン』に登場するブラックキング
BLACKKING[1][2]
別名用心棒怪獣
身長65 m[出典 1]
体重6万 t[出典 1]
出身地ナックル星[出典 2]
スーツアクター:有川兼光(ノンクレジット)[出典 4][注釈 3]
デザイン:熊谷健[出典 5]。頭部の角は、怪獣の強さの象徴として取り入れられている[11][13]。
決定稿では「ブラック・キング」という中黒入りの表記であった[6]。
当時の雑誌や怪獣図鑑[要文献特定詳細情報]に記載された設定ではレッドキングの兄[12]、もしくはナックル星人に捕獲されたレッドキングが改造された姿ともされ、蛇腹があるのはその名残である。