アカデミ
Academi
本社所在地 アメリカ合衆国
ノースカロライナ州
設立1997年
業種民間軍事会社
事業内容軍事事業、軍需産業
外部リンクwww.academi.com
Academi[1](アカデミ、旧ブラックウォーターUSA)は、アメリカ合衆国の民間軍事会社である。
1997年にアメリカ海軍特殊部隊SEALsを退役したエリック・プリンスにより、ブラックウォーターUSAとして創設された。イラク戦争で巨額の収益を得たが、2007年にニソール広場の虐殺(英語版)を引き起こして信用が失墜。2度改名した後、トリプル・キャノピーと合併し、買収された[2]。
企業体制
主な事業物資の空中投下を行うブラックウォーター社のCASA C-212輸送機。
軍事サービス
訓練を受けた自社要員と、ヘリコプターなど航空機を含む装備を有し、戦闘への参加、戦地での護衛、治安維持活動、危険地域での輸送、後方支援、軍事コンサルティング等を提供する。
軍事訓練サービス
ノースカロライナ州のアメリカ国内最大級の軍事訓練施設の他、射撃訓練場、軍用犬訓練施設を保有しており、民間人のみならず正規軍に対しても戦闘訓練を提供する。
訓練施設Academiの訓練施設
ブラックウォーターはノースカロライナの北西に7000エーカーの訓練施設を持ち、施設内には射撃場、屋内・屋外施設、街路を再現した施設、人工湖、運転用のコースなどがある。ブラックウォーターによる資料によると、この訓練施設は国内で最も大規模なものだという。2006年11月、ブラックウォーターはシカゴの西240kmの場所に80エーカーの土地(Blackwater Northと呼ばれる)を購入したことを発表した。この施設は2007年4月から使用されている。加えて、2007年現在はサンディエゴから45マイル東の小さな町ポトレロの近くに824エーカーの訓練施設を設立しようとしている[3][4][5][6][7]。しかしこの施設のオープンに対しては地元住民や環境保護団体、反戦団体からの強硬な反対がある。この土地がCleveland National Forestに近いこともあり、施設によって山火事の増加や騒音が懸念される。またブラックウォーターのイラクにおける非人道的な行いに反対する者もいる[8][9]。
自社ブランドの衣服や装備品の他に「グリズリーAPC」と呼ばれる装甲車を自社で開発。また、宣伝用のテレビゲームも発売されている。 ブラックウォーターは株式非公開の企業で、内部情報はほとんど公開していない。ブラックウォーターの創業者であり、CEOだったエリック・プリンスは元ネイビーシールズである。プリンスは海軍兵学校で学び、ヒルズデール・カレッジ (Hillsdale College) を卒業、ホワイトハウス実習生としてホワイトハウスで働いたこともある。また、ブラックウォーターには9つの事業部があり、更にBlackwater Vehiclesという子会社を持っている。 アメリカの政府、米軍、CIAと密接な関係を持ち、ブラックウォーターの代表取締役であるゲイリー・ジャクソンも元ネイビーシールズで[10]、副会長を務めたコーファー・ブラック 1990年代後半、エリック・プリンスはノースカロライナ州とヴァージニア州の境にある沼地 Great Dismal Swamp の6,000エーカーの土地を購入。その土地は現在では大部分は国有地となっている。彼はそこに最新鋭の訓練施設と、沼地の水が泥炭で黒くなっている所から名づけられたブラックウォーターという企業を設立[16]。軍や警察当局への訓練サポートの提供を主とするブラックウォーターUSAは1997年に設立された。2002年にはブラックウォーター・セキュリティ・コンサルティング (以下BSC 、Blackwater Security Consulting ) が設立された。
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