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ブラジキニン
識別情報
CAS登録番号58-82-2
PubChem439201
ChemSpider388341
UNIIS8TIM42R2W
MeSHBradykinin
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CHEBI:3165
ChEMBLCHEMBL406291
IUPHAR/BPS649
SMILES
O=C(N[C@H](C(=O)N[C@H](C(=O)O)CCC/N=C(\N)N)Cc1ccccc1)[C@H]5N(C(=O)[C@@H](NC(=O)[C@@H](NC(=O)CNC(=O)[C@H]3N(C(=O)[C@H]2N(C(=O)[C@@H](N)CCC/N=C(\N)N)CCC2)CCC3)Cc4ccccc4)CO)CCC5
InChI
InChI=1S/C50H73N15O11/c51-32(16-7-21-56-49(52)53)45(72)65-25-11-20-39(65)47(74)64-24-9-18-37(64)43(70)58-28-40(67)59-34(26-30-12-3-1-4-13-30)41(68)62-36(29-66)46(73)63-23-10-19-38(63)44(71)61-35(27-31-14-5-2-6-15-31)42(69)60-33(48(75)76)17-8-22-57-50(54)55/h1-6,12-15,32-39,66H,7-11,16-29,51H2,(H,58,70)(H,59,67)(H,60,69)(H,61,71)(H,62,68)(H,75,76)(H4,52,53,56)(H4,54,55,57)/t32-,33-,34-,35-,36-,37-,38-,39-/m0/s1 Key: QXZGBUJJYSLZLT-FDISYFBBSA-N
InChI=1/C50H73N15O11/c51-32(16-7-21-56-49(52)53)45(72)65-25-11-20-39(65)47(74)64-24-9-18-37(64)43(70)58-28-40(67)59-34(26-30-12-3-1-4-13-30)41(68)62-36(29-66)46(73)63-23-10-19-38(63)44(71)61-35(27-31-14-5-2-6-15-31)42(69)60-33(48(75)76)17-8-22-57-50(54)55/h1-6,12-15,32-39,66H,7-11,16-29,51H2,(H,58,70)(H,59,67)(H,60,69)(H,61,71)(H,62,68)(H,75,76)(H4,52,53,56)(H4,54,55,57)/t32-,33-,34-,35-,36-,37-,38-,39-/m0/s1Key: QXZGBUJJYSLZLT-FDISYFBBBG
特性
化学式C50H73N15O11
モル質量1060.21 g mol?1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。
キニノーゲン 1
識別子
略号KNG1
他の略号KNG, BDK
Entrez(英語版)3827
HUGO6383
OMIM612358
RefSeqNM_001102416
UniProtP01042
他のデータ
遺伝子座Chr. 3 q21-qter
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ブラジキニン
識別子
略号BK
PfamPF06753
InterProIPR009608
利用可能な蛋白質構造:
Pfam ⇒structures
PDB ⇒RCSB PDB; ⇒PDBe; PDBj
PDBsum ⇒structure summary
テンプレートを表示
ブラジキニン(bradykinin, BK)とは、ノナペプチド(9個のアミノ酸が連なった分子)であり、血圧降下作用を持つ生理活性物質の1種である。キニノーゲンから血漿カリクレインやトリプシンによって作られる。構造はArg-Pro-Pro-Gly-Phe-Ser-Pro-Phe-Arg-OH。肺に存在するキニナーゼ(アンジオテンシン変換酵素)により分解される。カリジンとともにプラスマキニン(血漿キニン、単にキニンとも)に分類される。
Rochaらが、血中にヘビ毒が入ると血圧低下と腸管収縮を引き起こす物質が産生されることを発見し、ギリシア語の”brady(遅い)”と”kinin(運動)”をつなぎ合わせて命名した[1]。1960年になると、ブラジキニンのアミノ酸配列が解明され、ブラジキニンは血漿および組織におけるカリクレイン―キニン系で産生され、循環調節・血管拡張・浮腫・炎症・痛みといった多くの生理的役割を果たすことが分かっている[1]。発痛作用はPGE2により増強される。
脚注^ a b 岩本和真,秀道広「ブラジキニン(Bradykinin)」『アレルギー』第66巻第6号、日本アレルギー学会、2017年、813-814頁、doi:10.15036/arerugi.66.813。
一次止血
vWF
platelet membrane glycoproteins: Ib (A
B
IX)
IIb/IIIa (IIb
IIIa)
VI
内因系
HMWK/ブラジキニン
プレカリクレイン/カリクレイン
第XII因子
第XI因子
第IX因子
第VIII因子
外因系
組織因子
第VII因子
共通経路
第X因子
第V因子
トロンビン
フィブリン
第XIII因子
凝固阻害因子
アンチトロンビン
プロテインC
プロテインS
プロテインZ
Protein Z-related protease inhibitor
Tissue factor pathway inhibitor
線溶系
プラスミン
tPA/uPA
PAI-1/2
α2-AP
α2-マクログロブリン
TAFI
血漿由来メディエーター
ブラジキニン
補体
凝固系
細胞由来メディエーター