Brown University
ラテン語: Universitas Brunensis
モットーIn Deo Speramus (Latin)
モットー (英語)In God We Hope[1]
種別私立大学、セメスター制
設立年1764年
資金$3.07 billion (June 30, 2015)[2]
総長
ブラウン大学（英語: Brown University）は、アメリカ合衆国ロードアイランド州のプロビデンスに本部を置く私立大学。イギリス植民地時代（1764年）に議会によって設立されたアメリカで7番目に古い名門大学である。アイビー・リーグを構成するアメリカ最難関大学の一つ。校名は創設初期の献金者の名前にちなむ。
連邦準備制度理事会（FRB）理事の過半数がブラウン大学出身者で占める時期もあり、特に2014年は、世界銀行総裁と連邦準備制度理事会議長の金融・経済トップの両ポストを卒業生が務めた。
2001年にアイビー・リーグ初の黒人女性の学長として、ルース・シモンズを迎えるなど多様性を重んじる大学としても知られる。
7人のノーベル賞、1人のフィールズ賞を輩出している。57人のローズ奨学制度獲得者[8]、5人のアメリカ人文科学勲章（英語版）[9]、8人の1000億円以上の所得保有者[10]、10人のアメリカ国家科学賞受賞者[11]を輩出している。
2024年時点の学部合格率は5.2％[12]、1年間の学費（教材費・生活費など含まず）は約6万8000ドル（約1千万円）と発表されている[13]。 ロードアイランド州の州都、プロヴィデンス東部の高台に約60ヘクタールのキャンパスを構える。大学周辺は「イーストサイド」、「カレッジヒル」と呼ばれ、高級住宅街とされる。他のアイヴィー・リーグ諸校のキャンパス同様、自然との融合を重視した設計で、「メイン・グリーン」と呼ばれる芝生公園を中心にキャンパスがデザインされている。 前身の「カレッジ・オブ・ロードアイランド」が、イギリス植民地時代の1764年に設立された。 1804年にニコラス・ブラウン 設立当初はバプテスト系の教育機関であった。しかし、同様に宗教系大学として設立されたアイヴィー・リーグ他校と違い、ブラウン大学は設立当初からバプテスト以外の宗教の信仰者も人種や性別に関わらず受け入れることで知られていた。 現在は、大学としては無宗教でありながら全宗教を受容するという姿勢を採っており、いくつかの宗教のために礼拝場所を提供（例えば、ローマ・カトリック・プロテスタント・仏教の学生団体にManning Chapelの使用を許可）しているなど、幅広い宗教を受容している。[14] 2012年より、学長は、前任者ルース・J・シモンズ 学生数は8,020人（学部生5,874人。大学院生2,146人)。 教員数は628人。ブラウン大学の人気の理由には独自のカリキュラムや前衛的な研究、そして教授の質の良さがある。教授陣は世界的にトップクラスの研究者が占める。学生は62カ国以上から来ており、国際色が強い。 学生の満足度は全米1位である。[15]他のアイビー・リーグ校にも合格していながら、あえてブラウン大学へと進学する学生も多い。著名人では、ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ・ジュニアがハーバード大学、マシ・オカがハーバード大学とマサチューセッツ工科大学、エマ・ワトソンがイェール大学・コロンビア大学・ケンブリッジ大学、水沢アキの息子である水沢ジュリアン・スィーヒ 毎年受験倍率が10倍程度にも達する最難関大学[19]の一つである。大学の公式情報によれば、2009年度の合格者の33%は高校の成績で首席か次席、96%がトップ10%以上（首席・次席含む）である。[20]ブラウン大学はメディカル・スクールを除き、大学創設以来一貫してビジネス・スクールやロー・スクールあるいは教員養成大学院などの専門職大学院の設置を避け続けている（ただし、2010年からエグゼクティブ用のEMBAプログラムをスペインのIE Business Schoolと開始した[21]）。Sayles Hall
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