ブライアン・ジョセフソン
2004年
生誕 (1940-01-04) 1940年1月4日(84歳)
ウェールズ カーディフ
国籍 イギリス
研究分野物理学
研究機関ケンブリッジ大学, トリニティ・カレッジ
主な業績物性物理学, ジョセフソン効果
主な受賞歴ノーベル物理学賞 (1973)
プロジェクト:人物伝
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ノーベル賞受賞者
受賞年:1973年
受賞部門:ノーベル物理学賞
受賞理由:トンネル接合を通過する超電流の性質、特にジョセフソン効果としてよく知られる普遍的現象の理論的予測
ブライアン・D・ジョセフソン(Brian David Josephson, 1940年1月4日[1] - )は、イギリスの物理学者。1973年のノーベル物理学賞を受賞[2]。
2007年末現在、ケンブリッジ大学名誉教授として、キャベンディッシュ研究所の凝縮系物質理論 (TCM) 部門において、Mind-Matter Unification Project(精神-物質統合プロジェクト)を指揮している。トリニティ・カレッジのフェローでもある[3]。 ウェールズのカーディフに生まれる。地元の高校を卒業後ケンブリッジ大学に進学し、1960年に学士号を取得[4]。学部学生のころから優秀で自信に満ちた学生として有名になっていた[1]。彼が出席する講義では、講師は特に正確さに注意が必要だった。さもないと、講義後にジョセフソンに丁寧に間違いを指摘されることになったという[1]。学部学生時代に発表した論文は、アメリカとイギリス双方による重力による赤方偏移についての異なる測定結果を両立させるべくメスバウアー効果の熱的補正を計算したものだった[5]。学士号取得後もケンブリッジに留まり、1964年に物理学の博士号を取得[4]。1970年代にはトランセンデンタル・メディテーション(超越瞑想、TM)を学んでいる[6]。 1962年、トリニティ・カレッジのフェローとなり[4]、アメリカ合衆国に渡ってイリノイ大学の助教授となった[4]。1967年にケンブリッジ大学に戻ってキャヴェンディッシュ研究所の研究助手となった。
学生時代まで
経歴