ブッダガヤ
??????
ブッダガヤの大菩提寺ブッダガヤの大菩提寺
ブッダガヤブッダガヤの位置
座標: .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯24度41分42秒 東経84度59分28秒 / 北緯24.695度 東経84.991度 / 24.695; 84.991
座標: 北緯24度41分42秒 東経84度59分28秒 / 北緯24.695度 東経84.991度 / 24.695; 84.991
ブッダガヤ(仏陀伽耶[1]、ヒンディー語: ?????? Bodhgay?)は、インド北東部ビハール州[2]、ガヤー県にある仏教の聖地。ガンジス川の支流ニーラージャナー川(リラージャーン川、ナイランジャナー、尼連禅河)に臨む。ボードガヤー(Bodhgaya)[1]あるいはボード・ガヤー(Bodh Gaya)、単にガヤー(Gaya) とも表記する[3]。
釈迦(如来)が菩提樹の下で成道(悟り)を開いたとされる地として知られる八大聖地の1つで、仏教では最高の聖地とされている。紀元前3世紀頃にアショーカ王の建立とされる寺院を起源とするマハーボディ寺院がある[3]。マラーター王国の宰相バーラージー・バージー・ラーオといった権力者も訪れている。 インド東部、ビハール州、ネーランジャヤー(尼蓮禅)河のほとりにある[1]。ブッダガヤには、中心にあるブッダガヤの大菩提寺(マハーボーディ寺)と、そのまわりにある各国各宗派の寺院(例としては中国寺、日本寺、ネパール寺など)がある。 マハーボーディ寺の中には、その本堂である高さ52mの大塔と、ゴータマ・ブッダが成道したときに座っていた金剛宝座と、成道したときにその陰にいたゴータマ・ブッダの菩提樹、沐浴の蓮池がある。 ブッダガヤは仏典に見られる名前ではなく、19世紀にヨーロッパのインド学者によってつけられた名前である[4]。この地はブッダ以前から聖地であり、単にガヤー、より正確にはガヤー・ダルマクシェートラあるいはガヤー・ティールタと呼ばれていた地の一部にあたる。『ヴァーユ・プラーナ』によれば、アスラのガヤが自らの体をブラフマーに捧げたとき、ガヤの上に巨大な石が置かれ、アスラの名にちなんでガヤーと呼ばれる聖地になった[5]。 アショーカ王碑文によるとアショーカ王はこの地を訪問している。その後グプタ朝時代にマハーボーディ寺が作られて12世紀までは仏教徒の巡礼地だったが、その後は放棄された。16世紀になるとヒンドゥー教シヴァ派の巡礼地として再興した[6]。19世紀末にスリランカ人のアナガーリカ・ダルマパーラはマハーボーディ寺を仏教徒の手に取り戻す運動を行ったが、カルカッタの高等裁判所で敗訴した[7]。
概要