ブッシュマスターACR
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ブッシュマスター Adaptive Combat Rifle
ブッシュマスター Adaptive Combat Rifle
種類アサルトライフル
カービン
製造国 アメリカ合衆国
設計・製造

設計マグプル(Magpul)
製造ブッシュマスター(民間)レミントン・アームズ(軍事)
仕様
種別アサルトライフル、カービンライフル
口径5.56mm
6.5mm
6.8mm
7.62mm
銃身長266mm(10.5インチ)
292mm(11.5インチ)
368mm(14.5インチ)
457mm(18インチ)
508mm(20インチ)、他
ライフリング6条右転
使用弾薬5.56x45mm NATO弾
6.8mm×43SPC
7.62x39mm弾
6.5mm Grendel
.300 AAC Blackout
装弾数30発(箱形弾倉
作動方式ガス圧利用ショートストロークピストン式)・ターンロックボルト
全長743mm
重量3,000g(16インチ銃身
発射速度650-700 RPM
銃口初速792-990m/秒(2,600-3,250ft/秒)
有効射程300-600m
歴史 
設計年2006年-
製造期間2007年-
関連戦争・紛争アフガニスタン紛争
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ブッシュマスター ACR(: Bushmaster Adaptive Combat Rifle, 略称:ACR)は、アメリカ合衆国メイン州のブッシュマスター社(Bushmaster)が製造、販売するアサルトライフル。銃のカスタムパーツを製造していたアメリカ合衆国コロラド州マグプル社が2007年のフロリダ・ショットショーでMASADA(Masada Adaptive Combat Weapon System。また、MASADAはイスラエルマサダ要塞に由来する)として発表した。

後にAR-15系のコピーモデルの製造で知られるブッシュマスター社がプロトタイプの製造・販売・今後の開発を行う権利を取得し、ACRとして販売することが決定していたが、更にレミントン社も参入し、ACRの軍用モデルを開発、販売する権利を取得した。
概要
仕様

ACRは、デザインこそ平凡だが、既存の様々な銃の良い部分、即ち充分にタイムプルーフされた「枯れた技術」を効果的に組み合わせている。

AR-18の作動方式(ガスピストン)

FN SCARと同様のアッパーレシーバー、ストック、チャージングハンドル位置

H&K G36またはXM8と同様のポリマーフレーム構造

H&K G3のトリガーパック

M16のファイアコントロールユニットとバレル(ガスバイパスパイプとバレルの配置)

が取り入れられている。また、セレクターレバーやマガジンキャッチなどは全てアンビデクストラス(左右兼用)とし、チャージングハンドルもMASADAでは片側に突き出たハンドルをパーツの組み換えで交換する方式だったが、ACRでは両方にハンドルが付き、パーツ組み換えを必要とせず、完全に左右どちらの手でも操作することが可能となった。

また、アッパーレシーバー、ロワーレシーバーとトリガーグループ、ボルトストライカーを含むガスブロック、バレルとガスバイパスパイプ、ハンドガード、ストックといった各パーツをモジュール化する事で、長銃身に固定ストックを付けた中距離狙撃仕様や、短銃身にフォールディングストックとレールシステム付きハンドガードによる近代アサルトカービン仕様、更には5.56x45mm NATO弾仕様(マガジンはM16と同じ規格)から7.62x39mm弾仕様(AK-47のマガジンと互換性を持つ)への変更など、様々な用途・口径に対応する事が可能となっている。特に銃身はクイックチェンジシステムの採用により、ほぼワンタッチといって良い程容易に交換が行える。

他のアメリカ軍次期主力小銃候補の多くがそうであるように、MASADAもM16の問題点の1つであった作動信頼性にも重点を置いており、「強い衝撃」「につける」「につける」「凍らせる」「砂塵に埋める」などの過酷な環境に置いた上で射撃を行うというテストを行い、基準値をクリアしている。
使用弾薬

口径は、最も標準的な5.56x45mm NATO弾、新型弾薬として注目を浴びていた6.8×43mm SPCAK-47で使われている7.62x39mm弾にも対応している。基本的にはマグプル社標準のプラスチックマガジンが用意されているが、M16並びにAK-47で使われているマガジンもそのまま使えるようになっている。しかし、ブッシュマスター並びにレミントンライセンスが移ったACR以降は、5.56mm NATOと6.8mm SPCのみに対応弾薬が減らされている。これらはバレルとロアレシーバーのユニット交換で対応する事が可能であり、特に5.56mm NATOと6.8mm SPCはマガジンも共有可能であるため、バレルのみの交換で変更できる。
各部位

ACRはまた、モジュール化して多様な用途や口径の変更を容易にしたという特色を持つ。

バレルプロトタイプのMASADA(5.56mm仕様)において、10.5インチ、12.5インチ、14.5インチ、16インチ、18インチの5種類が存在していた。

ハンドガードは、当初ピカティニー・レールを側面と下部に直接取り付けるH&K G36と同じ方式だったが、後のACRでは最初からレールと一体化した剛性の高いハンドガードが採用された(上部レールはアッパーレシーバーの延長)。

ストックは3種類存在し、FN SCARのようにチークピースの高低と全長の長短を調節可能なフォールディング・マルチアジャスタブルストック、チークピース調節のみで折り畳むことのできない三角形の肉抜き穴の空いたAフレーム・カービンストック、更に、H&K PSG1に似た形状の狙撃用PRSストックが用意されている。

マグプルからブッシュマスター、レミントンへ

2007年ショット・ショーにおける最初の発表から暫く、MASADAのアナウンスはほとんど聞かれなかった。他のメーカーであれば、事実上完成品と呼んでも差し支えない、実射可能なプロトタイプを完成させている状態ともなれば、大口の契約を取り付けるために警察へ熱烈なアピールをするのが常であるが、その後もアメリカ各地で行われたショットショーにおいてもMASADAは先述したプロトタイプをブースに飾るのみであった。

これは、性能が不足していたというより、FN SCARH&K HK416といった似たようなコンセプトを持ちながら、より実績のあるメーカーが製造したライフルが既に存在していたこと、これらと同じくアメリカ軍の次期主力小銃候補として設計されたため、軍が購買の意欲を見せなかった事などが原因といわれる。

こうした理由により、2009年1月下旬、マグプル社はブッシュマスター社に各種ライセンスを売却する。更に同じサーベラス・キャピタル・マネジメント傘下であるレミントン社が加わった。これ以降、フルオートマチック射撃の可能な軍用のセレクティブ・ファイア・モデルをレミントンが、民生用でセミオートマチックのみのモデルをブッシュマスターが担当する事が決まり、マグプル社は共同開発という形で関わっていく事になる。


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