ブギーポップは笑わない_Boogiepop_and_Others
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この項目では、上遠野浩平によるライトノベルについて説明しています。このライトノベルを原作としたアニメについては「ブギーポップは笑わない (アニメ)」をご覧ください。

ブギーポップシリーズ
ジャンル学園[1]セカイ系SF[1]群像劇
小説
著者上遠野浩平
イラスト緒方剛志
出版社メディアワークス
アスキー・メディアワークス
KADOKAWA
レーベル電撃文庫
刊行期間1998年2月10日 -
巻数既刊24巻(2023年9月現在)

漫画
漫画:ブギーポップは笑わない
原作・原案など上遠野浩平
作画緒方剛志
出版社メディアワークス
掲載誌電撃hp
電撃Animation Magazine
レーベルDC animation magazine wide
発表号1999年9月号 - 2001年5月号
電撃hp:12号 - 18号
巻数全2巻
漫画:ブギーポップ・デュアル 負け犬たちのサーカス
原作・原案など上遠野浩平
作画高野真之
出版社メディアワークス
掲載誌コミック電撃大王
レーベルDengeki comics
発表号1999年11月号 - 2000年10月号
巻数全2巻
漫画:夜明けのブギーポップ
原作・原案など上遠野浩平
作画カワバタヨシヒロ
出版社KADOKAWA
掲載誌電撃G'sコミック
レーベル電撃コミックス
発表号2018年6月号 - 2019年5月号
巻数全2巻
漫画:ブギーポップは笑わない VSイマジネーター
原作・原案など上遠野浩平
作画越水ナオキ
出版社KADOKAWA
掲載誌コミック電撃大王
レーベル電撃コミックス
発表号2018年8月号 - 2019年8月号
巻数全2巻
話数全11話

映画:ブギーポップは笑わない Boogiepop and Others
監督金田龍
制作メディアワークス博報堂
東映ビデオ
封切日2000年3月11日
上映時間109分
テンプレート - ノート
プロジェクトライトノベル漫画
ポータル文学漫画

『ブギーポップシリーズ』は、上遠野浩平による日本ライトノベルシリーズ。第1作『ブギーポップは笑わない』は第4回電撃ゲーム小説大賞受賞作品で[2]、著者のデビュー作でもある。イラストは緒方剛志が担当。電撃文庫KADOKAWA)より1998年2月から刊行されている。2018年12月時点でシリーズ累計発行部数は480万部を突破している[3]

“世界の敵”と戦うために一人の少女の中から浮かび上がってくるブギーポップと名乗る人格と、様々な夢や、希望や、あきらめや、悩みや、いろいろな思いを持っている少年少女達の物語。「ブギーポップ(不気味な泡)」とは、周囲に異変を察知した時に自動的に人格が浮かび上がってくることを由来とする、同名のキャラクターの自称を指す。作者自身は一作目で『笑わない』は完結しており、その後のシリーズ作品は『笑わない』の姉妹作に当たると説明している[4]
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登場人物

記事の体系性を保持するため、リンクされている記事の要約をこの節に執筆・加筆してください。(使い方
登場人物については「ブギーポップシリーズの登場人物」を参照
用語

下記のいくつかは他の上遠野作品にも多く登場しており、そういった用語は説明を補足して表記する。
深陽学園
竹田、藤花ら何人かの登場人物が通う高校。いくつかの事件の舞台にもなっている。なお、テレビアニメ版での呼び名は「しんようがくえん」だが、正式な呼び名は著者が決めていないため不明
[5]
世界の敵
この世界の持つ可能性を閉ざしてしまう危険を秘めた存在だと言われており、MPLS(後述)能力者がそれとなっていることが多い。敵となる条件は、その対象の「意思」と「能力」の方向性で決定されている。敵となっているものはMPLS能力を有するための価値観ゆえに、意思の方向性が変容、決定している場合がほとんど。「死」や「諦め」など、何らかの事象、概念を体現する存在であり、それで世界を満たそうとする意思を持つ者、さらにその意思がなくとも存在するだけで影響を及ぼす者(植物や微生物、はては力場エネルギーや、能力者本人が死亡したため残ったMPLS能力のみの存在、いわば幽霊に近いものなども含む)が敵として該当する。他にも、MPLS能力者本人が自覚しないまま、能力の強大さのみが肥大化した事例もある。統和機構(後述)でもMPLSの排除活動は行われているが、中枢であるオキシジェンは真に危険な敵は何者かが常に排除しており、自分達はそのセンサーにも掛かっていない小物を処理しているに過ぎないと気づきつつある。反統和機構組織のように(裏の世界で)表立って、世界への反意や悪意を示す訳ではなく、それまでの自身の日常生活を送り続けながら、水面下で自身の欲望や悪意を満たしている者が多い。そのため、平穏に見えて変化が無いように思える日常においても、常に多くの大小様々な世界の敵が潜んでいる。危険度の大小はあっても、世界の敵そのものは希少性のある特別な存在ではない。前述のように能力が発現しても本人の自覚がないまま、一気に世界を滅亡に追い込む事態になりながらも、半日と立たずにブギーポップに能力だけを殺された「敵」なども存在している。
MPLS
「人類の進化した姿」といわれている、何らかの特殊能力をもつ人間、およびのその能力そのものを指す。統和機構が管理、監視しようとする最優先対象である。物理的影響を及ぼすものから、他者心理への影響を直接的に起こすものなど様々。合成人間のベースとなる能力もMPLSの研究成果の一端であるが、比較してMPLSの方が強力な存在が多く、特に心理的に影響を及ぼす能力は他者には認識されにくい効果を持っているため、一見すると大した能力とは思えなくても、世界にとっては合成人間とは比較にならない危険性を孕む。その中からさらに、世界の敵になった者は統和機構の存在にも気づいている場合が多く、合成人間すら利用、駆逐してその活動を拡大していく。ブギーポップシリーズの姉妹作『ヴァルプルギスの後悔』では「人の思考の隅で眠っている、世界に影響を与える、非現実的な作用をする力」と説明された。なお、合成人間からもMPLSへと目覚める者は存在しており(その場合は合成人間の能力とMPLSの能力の両方が扱える[注 1])、加えて「MPLS=世界の敵」というわけではない。
自動的存在
世界規模での要因によって、人の内から自動的に浮かび上がる存在。常人の内から全く異なる人格を持って現れるため、他者からは二重人格者のように写り、ベースになった人間の体を借りているようにも見える。発現するための理由や目的はそれぞれ異なっており、特定の場所での何らかの事象が起こりえると感知された場合に、自動的存在は機構的に現れ事態を処理する。本シリーズにおいて登場し、判明している自動的存在はブギーポップ、歪曲王、プーム・プームの3名(『ロンドン・コーリング』では19世紀に現れた「切り裂きジャック」も世界の敵を排除する自動的存在とされ、その自動性はジャックの子孫にも継承されていた)。また、水乃星透子は自己の意識を残しながら、その行動力と意思の力が自動的な存在と変わりないほどに強大な存在であったため、「半自動的な存在」と成りえていた。ブギーポップとプーム・プームは「世界の敵の敵」として機能しており、プーム・プームの言によれば彼らは「世界の敵に対してのカウンター・抑止力」となる者と明かされている。ただし、ブギーポップ自身の敵であった水乃星透子が死亡した後も、彼が浮き上がる理由は不明となっている。合成人間はおろかMPLSとも比較にならない規模の能力を持ちながら、統和機構も捕捉すら出来ていない感知外の存在である。
突破
水乃星透子の目指すもの。詳細は明らかにされていないが、彼女は集めた"死"によってそれを果たそうとしていたことが判明している。また、エンブリオが「素質のある者」からその才能を引き出し、それを果たす現象、行為を示す。
統和機構
この世界を裏で操っていると言われる存在。中枢(アクシズ)と呼ばれる存在によって統制されているが、その実体は組織と言うより「システム」と言った方が正確と言える。虚空牙であるエコーズの捕獲に成功することで合成人間の製造技術を実質独占し、世界中のあらゆる場所、政治経済エリートから地域社会の隅々に至るまでに端末と呼ばれる構成員をおく。


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