ブエルタ・ア・エスパーニャ2009
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ブエルタ・ア・エスパーニャ2009
レース詳細
開催期間8月29日-9月20日
ステージ21ステージ
全行程3,292.3 km (2,046 mi)
優勝タイム87h 22' 37" (37.68 km/h/23.41 mph)
レース結果
優勝 アレハンドロ・バルベルデ (ESP)(ケス・デパーニュ)
2位 サムエル・サンチェス (ESP)(エウスカルテル)
3位 カデル・エヴァンス (AUS)(サイレンス・ロット)

ポイント賞 アンドレ・グライペル (GER)(チーム・コロンビア=HTC)
山岳賞 ダヴィ・モンクティエ (FRA)(コフィディス)
コンビネーション賞 アレハンドロ・バルベルデ (ESP)(ケス・デパーニュ)
チーム時間賞シャコベオ・ガリシア
2008 2010

ブエルタ・ア・エスパーニャ2009(Vuelta a Espana 2009)は、ブエルタ・ア・エスパーニャの64回目のレース。2009年8月29日から9月20日まで行われた。
目次

1 概要

1.1 ステージ

1.2 総合優勝争い

1.3 有力スプリンターの出場状況

1.4 ヴィノクロフの復帰

1.5 リーダージャージ


2 レース概要

3 レビュー

4 日程

5 参加予定チーム

5.1 スタートリスト


6 最終成績

6.1 個人総合

6.2 ポイント賞

6.3 山岳賞

6.4 コンビネーション賞

6.5 チーム時間賞


7 脚注

8 関連項目

9 外部リンク

概要
ステージ

1997年以来久しぶりとなるオランダスタートとなり。また第3ステージではドイツを初通過。第4ステージではベルギーゴールと、今まで感じられてきたスペイン国内選手権という枠を打破しようとする試みが見られている。

第8ステージから用意される山岳ステージでは、山頂ゴールもしくはそれに準じるコース設定が5つ用意され、ダウンヒルアタッカーによるまぐれ勝ちが成立しにくいハードなコース設定が行われた。第12ステージから第14ステージは山頂ゴール3連戦という過酷なレースとなった。

他2つのツールで行われたチームTTは行われず、初日はプロローグに近い4.8kmの個人TT、その後フラットステージな30km個人TT、10%を越える坂も用意された27.8kmセミ平地個人TTと、ブエルタらしい短距離TTとなり、山岳に強い選手が上位に来やすいセッティングに。

その他ステージも200km越えが4ステージ、最長距離225.5kmと短いステージが多いこと、休養日が前半寄りで後半10連戦になるのもブエルタらしいセッティングとなった。

最終日は例年通りマドリーでの周回コースとなった。
総合優勝争い

昨年の総合トップ3アルベルト・コンタドールリーヴァイ・ライプハイマー(共にアスタナ)、カルロス・サストレ(サーヴェロ・テストチーム)は揃って欠場。過去の優勝者も後述のヴィノクロフのみの出場となった。

その他の有力選手はドーピング問題により当年のツール・ド・フランス出場を阻まれたアレハンドロ・バルベルデ(ケス・デパーニュ)、同じくツール出場を見送って当レースに照準を合わせてきたサムエル・サンチェス(エウスカルテル・エウスカディ)、イヴァン・バッソ(リクイガス)、7月のツール・ド・フランスで総合2位となったアンディ・シュレク(チーム・サクソバンク)、前年のツール・ド・フランス総合2位のカデル・エヴァンス(サイレンス・ロット)、毎年ブエルタで好成績を収め前回4位と今回出場組では最高位となるエセキエル・モスケラ(シャコベオ・ガリシア)ら。
有力スプリンターの出場状況

2009年、ジロ・ツールにてゴールスプリント勝負で向かうところ敵なしの強さを見せたマーク・カヴェンディッシュ(チーム・コロンビア=HTC)は出場せず。

スプリントステージの優勝争いやポイント賞争いの有力選手と目されるのは、ヴァッテンフォール・サイクラシックス優勝、エネコ・ツアーでステージ3勝と波に乗っているタイラー・ファーラー(ガーミン・スリップストリーム)、チーム・コロンビア=HTCのもう1人のエーススプリンターアンドレ・グライペル、ブエルタ通算7勝オスカル・フレイレ(ラボバンク)、2007年ポイント賞ダニエーレ・ベンナーティ(リクイガス)、トム・ボーネン(クイックステップ)、ゲラルト・シオレック(チーム・ミルラム)ら。ただしツールと違いどのステージでも共通のスプリントポイントが入るため、山岳ステージでの成績如何では、バルベルデやサンチェスなどの総合優勝争いの選手がポイント賞を獲得する可能性もある。
ヴィノクロフの復帰

2006年の総合優勝者、アレクサンドル・ヴィノクロフはドーピングによる出場停止期間が明けてアスタナに復帰[1]
リーダージャージ

ブエルタ・ア・エスパーニャのリーダージャージのデザインは毎年変わるが、2009年はポイント賞の色が2008年の青色から明るい緑色に変更された。他の3賞(個人総合・山岳賞・複合賞)のジャージのデザインに変更はなかった。なお、2008年の大会終了後、2009年の個人総合時間賞ジャージが赤色(マイヨ・ロホ)に変更されると主催者から発表されていたが、2010年へと持ち越しになり、今年は両サイドに赤い帯が入るマイヨ・オロという形になった。

個人総合時間賞…金色(マイヨ・オロ)
ポイント賞…明るい緑色
山岳賞…ワインレッド色
複合賞…白色
レース概要


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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