フロレンシア・13設立場所 アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス
活動範囲 アメリカ合衆国
メキシコ
構成民族ヒスパニック
構成員数
(推定)5千人
主な活動麻薬取引、強盗、殺人
友好組織メキシカン・マフィア
敵対組織クリップス、ブラッズ、エイティーンス・ストリート・ギャング、サーティーエイス・ストリート・ギャング
フロレンシア・13(英文表記:Florencia 13)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスに拠点を置くストリートギャング。F-13あるいはFX-13とも呼ばれる。目次 1943年、イースト・ロサンゼルスでパチューコ
1 歴史
1.1 結成
1.2 スレーニョス加入
1.3 人種抗争
2 国外のフロレンシア・13
歴史
結成
当時、まだ白人居住者が大多数を占めていたサウス・セントラル・ウエストサイドに対してイーストサイドはロサンゼルス内で黒人に許された数少ない居住区であり、クー・クラックス・クランのような白人至上主義団体から自分達の身を守るためにギャングを結成していた。フロレンシア・13は彼ら黒人ギャングを主な相手として、サーティーエイス・ストリート・ギャング等の同じメキシコ系アメリカ人のギャングとも争って行く事になる。 1957年になるとデューエル職業訓練機関
スレーニョス加入
スレーニョスの各組織はメキシカン・マフィアへの忠誠の証として組織名に"13"を加える(Mがアルファベットの13番目であるため)。これはフロレンシア・13が元となっており、その起源はメキシカン・マフィア結成以前まで遡る事ができる。当初、13はマリファナの意味で用いられていたが、メキシカン・マフィア結成後には現在の意味に転じ、スレーニョス全体に広がっていったとされている。
現在ではサウス・セントラルでの激戦を生き抜いてきたフロレンシア・13はスレーニョスの中核を成す組織と考えられている。 1969年にクリップス、1972年にブラッズが結成されると、それまでの黒人ギャングとは比較にならない凶暴性を持つ彼等は急速に組織を拡大させて行った。特に1980年代に入るとクラック[要曖昧さ回避]・ブームに乗って組織は爆発的に巨大化し、ロサンゼルスには2万5千人の黒人ギャングメンバーがいたとされる。1993年、ロサンゼルス暴動時にクリップスメンバーが白人のみならずヒスパニック住人も襲撃していた事に対し、メキシカン・マフィアはスレーニョス各組織へスレーニョス同士の抗争の禁止、そして団結して黒人ギャングへ当たるよう通達。以後、サウス・セントラルに拠点を置くフロレンシア・13はクリップスとの抗争の主力となって行く。 2004年、フローレンス・ファイアストーン
人種抗争
なお、2007年には事態を重くみたロサンゼルス郡保安局によるフロレンシア・13摘発作戦「オペレーション・ジョーカーズ・ワイルド」が行われ、102名のメンバーが逮捕されている。 現在、フロレンシア・13は旧来からのチカーノに加えて新米メキシコ人、ホンジュラス人などの不法移民を多くメンバーに抱えているとされる。そういったメンバーが逮捕、強制送還され母国にてセットを開設した結果、メキシコのいくつかの都市で存在が確認されている。また、詳細は不明だがブラジルのサンパウロにもセットが存在している。
国外のフロレンシア・13
更新日時:2020年8月7日(金)18:24
取得日時:2020/08/20 12:14