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フレッド・クインビー(Frederick C. "Fred" Quimby、1886年7月31日 - 1965年9月16日)は、アメリカ合衆国の映画プロデューサーである。メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(以下: MGM)に所属していた。 当初はジャーナリストとして活動していたが、1907年にモンタナ州ミズーラで劇場を経営。その後、映画会社のパテへ入社し取締役まで昇進したが、1921年に退社しフリーのプロデューサーとなる[2]。 1924年、フォックス・フィルムに入社。1927年にMGMに移り、短編映画部門の責任者となる。1937年、MGMのアニメーション部門であるMGMカートゥーン・スタジオ
経歴
『Good Will to Men』(『動物たちの国づくり』のリメイク)の制作後、クインビーは1955年5月にMGMを退職し引退する。担当していた『トムとジェリー』シリーズは監督のウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラが兼任で制作総括の役割も引き継いだが、同社の財政難やテレビの普及などにより制作手法がシネマスコープに切り替えられたり、従来の作品に比べ質が低下したりするなど、彼の退社時点で既に先の見えた状況にあった。結局1957年限りで同社のアニメーション制作部門は閉鎖されてしまった。
1965年9月16日、カリフォルニア州サンタモニカで心臓発作のため死去。79歳没。遺体は、カリフォルニア州グレンデールのフォレスト・ローン・メモリアル・パーク(英語版)に埋葬された[3]。 ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラ(ハンナ=バーベラ)をはじめ、同社に所属していたヒュー・ハーマン、テックス・アヴェリーといった当時の米国アニメーション界を代表する多士済々な人材をよく統率するとともに、アニメーション制作現場の「総監督」的な役割を果たした。 『トムとジェリー』のほか、ドルーピーやクマのバーニーなどの作品において、退社する1955年まで殆どの作品をプロデュースしており、担当作品のスタッフクレジットでは必ず「Produced by FRED QUIMBY」のロゴが最後を飾っていた。
人物