フレッシュゴッド・アポカリプス
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フレッシュゴッド・アポカリプス
Fleshgod Apocalypse
ドイツ・ガルデレーゲン (2017年6月)
基本情報
出身地 イタリア ウンブリア州
ペルージャ県 ペルージャ
ジャンルテクニカルデスメタル
ブルータル・デスメタル
デスメタル[1]
シンフォニックメタル
活動期間2007年 -
レーベルウィローティプ・レコード
キャンドルライト・レコード
ニュークリア・ブラスト
日本コロムビア
ワードレコーズ
公式サイト ⇒www.fleshgodapocalypse.com

メンバー

フランチェスコ・パオリ (ヴォーカルギターベース)

ヴェロニカ・ボルダッチーニ (クリーン・ヴォーカル)

ファビオ・バルトレッティ (リードギター)

フランチェスコ・フェリーニ (ピアノ)

ユージン・リャブチェンコ (ドラムス)


旧メンバー

トマソ・リカルディ (ヴォーカル、ギター)

クリスティアノ・トリオンフェラ (リードギター、ヴォーカル)

パオロ・ロッシ (ベース、クリーン・ヴォーカル)

フランチェスコ・ストルリア (ドラムス)

フレッシュゴッド・アポカリプス (Fleshgod Apocalypse)は、イタリア出身のテクニカルデスメタルバンド

従来のブルータル・デスメタルやテクニカルデスメタルに、オペラティックなハイトーン・ボーカルやクラシカルなギターソロを導入し、シンフォニックメタルに由来するメロディアスかつシンフォニックな要素とブルータルかつテクニカルな要素が融合している[2]。このような、激しいブルータル・デスメタルと大仰なシンフォニックメタルを融合した独特の音楽性を保持している。
略歴

2007年に、イタリアペルージャでフランチェスコ・パオリ (VoG)、クリスティアノ・トリオンフェラ (G)、パオロ・ロッシ (B)、フランチェスコ・ストルリア (Ds)の4名で結成[2]。フランチェスコ・パオリ、パオロ・ロッシ、フランチェスコ・ストルリアの3名は、タイラニック・エシカル・リコンストラクション (Tyrannic Ethical Reconstruction)というデスラッシュバンドで共に活動していた。同年中に、1stデモ『Promo '07』をリリース。同デモから2曲が、Septycal Gorge、Modus Delicti、Onirikとのスプリットアルバム『Da Vinci Death Code』に収録された。その後、2009年に1stアルバム『Oracles』をリリース。同アルバムは、北米では、ウィローティプ・レコードヨーロッパではキャンドルライト・レコードからリリースされ、デビューを果たした。同アルバムのレコーディング前後に、ドラマーのフランチェスコ・ストルリアが脱退している。そのため、アルバムクレジットには、アワー・オヴ・ペナンスでフランチェスコ・パオリと同僚であるマウロ・メルキュリオがレコーディング・セッションで参加したことが明記されている。また、同アルバムでは後に正式メンバーとなるフランチェスコ・フェリーニ (PianoOrchestra)がセッションとして参加している[注釈 1][2]。同アルバムでは、まだシンフォニックな要素は薄く、ブルータル・デスメタル色、テクニカルデスメタル色の強いサウンドだった。

フランチェスコ・ストルリアの脱退を受けて、ボーカル兼ギターのフランチェスコ・パオリが、更にドラムスを兼任することになる (基本的にはドラムス)。フランチェスコ・パオリは、以前からドラムパートのアレンジも手掛けていた。また、トマソ・リカルディ (Vo,G)がツアーメンバーを経て正式に加入することとなった。2010年に1stEP『Mafia』をリリース。また、積極的なライブ活動を行う。このライブ活動のさなか、フランチェスコ・フェリーニが正式メンバーとして加入。2011年5月にドイツの名門レーベルニュークリア・ブラストと契約。同年8月に2ndアルバム『Agony』をリリース。日本では、日本コロムビアが日本盤をリリースし、日本デビューを果たした[2]2013年に3rdアルバム『Labyrinth』をリリース。

2014年に、ザ・ブラック・ダリア・マーダーがヘッドライナーの「Into the Everblack Japan Tour 2014」に参加し初来日[3]。この日本ツアー終了翌日には、フレッシュゴッド・アポカリプスのみ追加公演も行われた[4]

2016年に4thアルバム『King』をリリース。日本では、ワードレコーズ傘下のレーベル・ケイオスレインズから日本盤がリリースされる。

2017年10月、フロントマンのトマソ・リカルディの脱退が発表された[5]。トマソの脱退が決まったのは8月頃のことで、原因は個人的な理由による[5]。これを受けて、現ドラマーで元フロントマンのフランチェスコ・パオリがヴォーカル兼ギターに再転向することになった[5]。ただし、スタジオにおいては、引き続きフランチェスコがドラムスを担当する。また、クリスティアノ・トリオンフェラもほぼ同時期に離脱している。これらを受けて、ファビオ・バルトレッティ (Lead G)、ダーヴィッド・フォルキット (Ds)がライヴセッションとして加入することが発表された[5]2019年に5thアルバム『Veleno』をリリース。

2020年2月、2017年よりセッションドラマーを務めたダーヴィッド・フォルキットがサポートを退き、新たにユージン・リャブチェンコ (Ds)がライヴセッションとして加入することが発表された[6]。同年10月下旬に、これまでライヴサポートとして参加していたヴェロニカ・ボルダッチーニ (Soprano Vo)、ファビオ・バルトレッティ (Lead G)、ユージン・リャブチェンコ (Ds)が正式メンバーとして加入したことが発表された[7]

2024年2月下旬、結成時からベーシストを務めたパオロ・ロッシの脱退が発表された[8]。ロッシの脱退は、2019年から続く新型コロナウイルスの世界的流行の中、新たに始めた仕事が軌道に乗り、新型コロナウイルスの世界的流行が落ち着いた後も、バンド活動に参加することが困難となってしまったため[8]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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