フレスコ
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「フレスコ」のその他の用法については「フレスコ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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ラファエロアテナイの学堂
1509-1510、フレスコ、500×770cm、バチカン市国

フレスコ(英語: fresco、イタリア語: affresco)は、絵画技法のひとつ。この技法で描かれた壁画をフレスコ画と呼ぶ。西洋壁画などに使われる。
概要

フレスコは、まず壁に漆喰を塗り、その漆喰がまだ「フレスコ(新鮮)」である状態で、つまり生乾きの間に水または石灰水で溶いた顔料で描く。やり直しが効かないため、高度な計画と技術力を必要とする。逆に、一旦乾くと水に浸けても滲まないことで保存に適した方法だった。失敗した場合は漆喰をかき落とし、やり直すほかはない。

古くはラスコーの壁画なども洞窟内の炭酸カルシウムが壁画の保存効果を高めた「天然のフレスコ画」現象と言うこともできる。古代ローマ時代のポンペイの壁画もフレスコ画と考えられている(蜜蝋を用いるエンカウストという説もある)。フレスコ画はルネサンス期にも盛んに描かれた。ラファエロの『アテネの学堂』やミケランジェロの『最後の審判』などがよく知られている。
フレスコの種類
湿式法
ブオン・フレスコ (Buon Fresco)
「真の(正しい)フレスコ」の意味。漆喰を塗ってからまもなく硬化する前の表面に耐アルカリ性の顔料を水または石灰水で溶いたもので描く。漆喰が硬化する過程で生じる消石灰(水酸化カルシウム)の化学変化により、顔料は壁に定着する。媒材(バインダー)を用いないため顔料の発色が最高度に活かされ、顔料は壁と一体化するため高い耐久性を持つ。漆喰が生乾きの状態で描かなければならないため、一日に描くことの出来る仕事量を計算して壁を区分し塗りついでいく。この区分を「ジョルナータ(giornata=一日分)」と呼ぶ。大きな壁面をブオン・フレスコで仕上げるためにはジョルナータ法は不可欠である。ジョルナータ法を確立したのは
アッシジにおけるジョット。それ以前は、作業用足場に沿う形の水平の大きな区分の漆喰を一度に塗り、足場を下げるのに合わせ、上から下に塗りついでいた。この塗り継ぎ法はジョルナータに対して「ポンタータ(pontata=足場式)」と呼ばれる。
乾式法
フレスコ・セッコ (Fresco Secco)
「乾いたフレスコ」の意味。ア・セッコ(a Secco)とも。乾燥した漆喰の上に描く。漆喰は顔料の定着に寄与しないため媒材が必要となる。媒材として用いられるのは卵、兎膠、石灰カゼイン、現代ではアクリリックなど。壁の上に描く
テンペラとも言える。ブオン・フレスコに比べ、発色や耐久性は劣る。ジョット以前はむしろこの技法が主流であった。ブオン・フレスコによって描かれた壁画の大半も、アルカリによって変色する顔料の使用、塗り継ぎ部分の色合わせなどで部分的にフレスコ・セッコが用いられている。
半湿式法
メッゾ・フレスコ (Mezzo Fresco)
「半分または中間的なフレスコ」の意味。ブオン・フレスコの製作可能時間を延長するために考案された技法。漆喰の乾燥が進んだ後も描き続けるために、顔料に媒材として消石灰などを混ぜる。


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