フル・ムーン・フィーヴァー
[Wikipedia|▼Menu]

『フル・ムーン・フィーヴァー』
トム・ペティスタジオ・アルバム
リリース1989年4月
ジャンルロックロックンロール
時間40分03秒
レーベルMCAレコード
プロデュースジェフ・リン、トム・ペティ、マイク・キャンベル
専門評論家によるレビュー


allmusic link

Rolling Stone link

チャート最高順位

2位(スウェーデン[1]、ノルウェー[2]

3位(アメリカ[3]

5位(ニュージーランド[4]

8位(イギリス[5]

13位(オーストラリア[6]

41位(ドイツ[7]

62位(オランダ[8]

トム・ペティ アルバム 年表

レット・ミー・アップ
(1987年)フル・ムーン・フィーヴァー
(1989年)イントゥ・ザ・グレイト・ワイド・オープン
(1991年)

テンプレートを表示

『フル・ムーン・フィーヴァー』(Full Moon Fever)は、アメリカ合衆国ロック・ミュージシャン、トム・ペティ1989年に発表したスタジオ・アルバム。ペティがトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの中心メンバーとして1976年にデビューして以来、初のソロ・アルバムとしてリリースされた。
背景

エレクトリック・ライト・オーケストラジェフ・リンと、ザ・ハートブレイカーズのマイク・キャンベルが共同プロデューサーに起用され、ザ・ハートブレイカーズのベンモント・テンチも「アパートメント・ソング」のレコーディングに参加した。

本作制作中にトラヴェリング・ウィルベリーズが結成されてレコーディングに入ったため、本作の作業は一時中断され、その後、バーズのカヴァー「すっきりしたぜ」を含む3曲がレコーディングされる[9]。トラヴェリング・ウィルベリーズのメンバーであるジョージ・ハリスンロイ・オービソンもゲスト参加しているが、オービソンはアルバムのリリース前に死去しており、ペティはオービソンに捧げる謝辞を本作のブックレットに書いた。

本作からの第1弾シングル「アイ・ウォント・バック・ダウン」のミュージック・ビデオには、この曲のレコーディングにも参加したジェフ・リンとジョージ・ハリスンに加えて、リンゴ・スターも出演している[10]
反響・評価

ペティの母国アメリカではBillboard 200で3位に達し、1989年11月の時点でRIAAによりダブル・プラチナに認定されて、2000年10月には5×プラチナに認定された[11]。また、ノルウェーのアルバム・チャートでは2週連続で2位に達し、20週にわたりトップ20入りするヒットとなった[2]

音楽評論家のStephen Thomas Erlewineはallmusic.comにおいて「弱い曲がない」「聴き所で満たされたアルバム」と評している[12]。『ローリング・ストーン』誌が選出した「80年代のベスト・アルバム100」では92位にランク・インした[9]

ローリング・ストーン』誌が選んだ「歴代最高のアルバム500選」(2020年版)において298位に選ばれている[13]
収録曲

特記なき楽曲はトム・ペティとジェフ・リンの共作。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:24 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef