フルハウス_(1987年のテレビドラマ)
[Wikipedia|▼Menu]

フルハウス
Full House

ジャンルシチュエーション・コメディ
出演者ジョン・ステイモス
ボブ・サゲット
デイブ・クーリエ
キャンディス・キャメロン
ジョディ・スウィーティン
アシュレー・オルセン
メアリー=ケイト・オルセン
ロリ・ロックリン
アンドリア・バーバー
ブレイク・トゥオミー=ウィルホイット
ディラン・トゥオミー=ウィルホイット
スコット・ウェインガー
オープニングジェシー・フレデリック
『Everywhere You Look』
製作
製作総指揮ジェフ・フランクリン
デニス・リンスラー
ロバート・L・ボイエット
トーマス・L・ミラー
マーク・ワーレン
プロデューサードン・ヴァン・アッタ
ジェームズ・オキーフ
ボニー・ボガード・マイアー
制作 ワーナー・ブラザース・テレビジョン

放送
音声形式英語
放送国・地域 アメリカ合衆国ABC
日本NHK教育
他多数
放送期間1987年9月22日1995年5月23日
放送時間24分
回数192
テンプレートを表示

『フルハウス』(原題:Full House)は、アメリカで製作されたシチュエーション・コメディテレビドラマ)。ABCテレビで1987年から1995年にかけて全192話が放送された。制作はロリマー・テレビジョン[注 1]。妻を事故で亡くした男が、男友達に助けられながら子育てをしていく物語である。
概要

第1シーズンは1987年9月22日から金曜午後8時枠で放送が開始された。初めは視聴率は振るわず打ち切りも検討されたが、徐々に人気を博していった。シーズン8まで全192回を数え、本放送は1995年5月23日に終了した。

1990年代には世界各地で放送が開始される。コメディでありながらも家族や友人の大切さ、愛の大切さなどを語るドラマでもあり、番組前半では笑いを誘い、後半では涙を誘う。また児童虐待喫煙飲酒、性、死などの問題を扱うエピソードもある。なお、本作は全エピソードがTV-G(全年齢対象)の評価を受けた[1]

アメリカのABCファミリーでは2003年から2013年まで再放送されていた。2015年現在はニコロデオン系列のNick at Niteにて再放送されている。また、同じくニコロデオン系列のTeenNickでも2009年から2012年まで再放送されていた。

2015年には本作のスピンオフドラマ『フラーハウス』(Fuller House)の制作が発表された。2016年2月26日よりNetflixにて配信が開始された。なお、ミシェルを演じたオルセン姉妹は諸事情により出演が見送られている[2]
日本での放送

日本ではNHK教育テレビ(Eテレ)で1993年4月7日から放送を開始し1997年2月12日までに全192話を放送(毎週水曜日)、その後も1997年4月から2001年1月までと、2005年4月から2009年9月まで(休止期間あり)の計2回再放送されている。衛星放送ではディズニー・チャンネルLaLa TVで放送されていた。

インターネットでは、2016年2月26日からNetflixで、スピンオフ『フラーハウス』と同時に全話一斉に配信されていたが[3]、日本での配信は2024年3月31日を最後に配信終了した[4]。また、2016年7月19日からはAbemaTVで配信を開始した[5]。以降配信されないものの5年間毎日放送が行われていたが2020年4月17日を最後に配信終了。

本作終了後にNHK教育テレビで放送されたシットコムの吹き替え声優が本作をよく視聴していたことを語ることが多く、『iCarly』(2010 - 2016年)の水樹奈々、『ビクトリアス』(2012 - 2014年)の貫地谷しほり、『超能力ファミリー サンダーマン』(2014年 - 2019年)の桜庭ななみが本作をよく視聴していたと話している[6][7]。特に『サンダーマン』についてはジェシー役の堀内賢雄、ベッキー役の佐々木優子の夫婦(ヒロインの両親)役共演についても言及されている[7]
あらすじ

サンフランシスコに住むタナー夫妻には10歳のD.J.と5歳のステファニー、そして生後9か月のミシェルの3人の娘がいたが、不幸にも妻パメラが交通事故で亡くなってしまう。夫ダニーは親友ジョーイと義弟ジェシーに協力してもらって、男手だけで子育てすることに。

ダニーはテレビ局でキャスターをしていて昼間は家にいないので、その間は、子供好きなコメディアンのジョーイと、エルヴィス・プレスリーを崇拝するミュージシャンのジェシーが子どもの面倒をみる。3人の娘に手を焼きながらも、2人は次第に父親らしくなっていく。

シリーズ中盤にはジェシーの妻のレベッカ、2人の子供の双子・ニコラスとアレクサンダー、近所に住むD.Jの親友となるキミーとボーイフレンドのスティーブなどが加わり、タナー家はフルハウス(満員という意味。「父親が2人・娘が3人」という初期設定から、ポーカー役のフルハウスとも引っ掛けている)になっていくのだった。
登場人物
メインキャラクター
ジェシー・カツォポリス (Jesse Katsopolis)
[注 2][注 3]
演 - ジョン・ステイモス、日本語吹替 - 堀内賢雄[注 4]本作における主人公の一人。第1話では24歳の設定。ダニーの亡妻パメラの弟。ダニーとは義理の兄弟である。また、第4シーズンでレベッカ・ドナルドソンと結婚、二児(ニコラスとアレキサンダー)をもうける。愛称は「ジェス(Jess)」(日本語版では使用されず、殆ど『ジェシー』に置き換えられている)。子供たちからは「ジェシーおじさん[注 5](Uncle Jesse)」と呼ばれる。逆にジェシーは子どものことをmunchkin[注 6] と呼ぶ。元々はハーミス(ヘルメスの英語読み)という名前であった[注 7]。ジェシーの祖父が火事の発生を、ふもとの町までいち早く知らせたことから、オリュンポス十二神のヘルメスの俊足にちなんでつけられた名前であったが、学校でからかわれ名前をジェシーに変えた。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:144 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef