フリードリヒ・ヴィルヘルム・コンラート・ジークフリート・エンゲル(Friedrich Wilhelm Konrad Siegfried Engel、1909年1月3日 - 2006年2月4日)は、ナチス・ドイツの親衛隊(SS)の将校。最終階級は親衛隊中佐(SS-Obersturmbannfuhrer)。第二次世界大戦中にイタリア人の虐殺に関与。 ヴァルナウ
略歴
エンゲルはドイツ敗戦後も長く訴追されなかったが、2002年5月にハンブルクの裁判に起訴され、2002年7月に59人の殺人が認定されて禁固7年の刑に処された。しかし2004年にドイツ最高裁判所はエンゲルの殺人命令を認めながらも高齢と健康状態を理由に有罪判決を棄却した。2006年にハンブルクで死去。97歳であった。
典拠管理データベース
全般
⇒FAST
ISNI
VIAF
国立図書館
ドイツ
アメリカ
人物
ドイッチェ・ビオグラフィー