この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "フリースタイルスキー"
フリースタイルスキー
エアを行うスキーヤー
統括団体国際スキー連盟
起源1930年
特徴
カテゴリスキー
実施状況
オリンピック1992年
テンプレートを表示
フリースタイルスキー(英: Freestyle Skiing)は、スキーで滑走しながらエア等の曲芸を行うなどするスポーツである。 モーグルやエアリアルを始めとした競技としての側面と、フリースキーやフリーライドあるいはニュースクールと呼ばれるようなエクストリームスポーツとしての側面を持つ。フリースタイルの呼称はこれら全般を示す場合と競技としての側面のみの狭い範囲を示す場合がある。モーグルやスキークロスでは速度も評価対象になるが、基本的にはターンやエアなどの技術を競うものであり、観客に見せることを意識したスポーツである。 フリースタイルスキーの競技には、凸凹のコブ斜面を滑り降りながら途中でエアを行いスピード、ターン技術、エア技術を競うモーグル、エア技術のみを競うエアリアル、音楽に合わせて滑走しながらジャンプやスピンを行い演技の技術や芸術性を競うアクロ(旧バレエ、バレエスキー)、複数人が同時にキッカーやウエーブのあるコースを滑走して速さを競うスキークロス、半円筒状の斜面を使用してエアの技術を競うハーフパイプなどがある。 1930年代にノルウェーでアルペンスキーやクロスカントリースキーのトレーニングの間にアクロバットを行ったのが始まりとされる。1950年代にアメリカでプロスキーヤーによるパフォーマンスが行われ、1970年代に入るとカナダなどで競技会が開催されるようになった。さらに1979年に国際スキー連盟(FIS)によりフリースタイルスキーが正式種目として承認され、1980年からフリースタイルスキー・ワールドカップが開催され始め、翌1981年から志賀サンバレーにて全日本フリースタイルスキー選手権大会も開催し、1986年にはフランスのティーニュ フリースタイルスキーの世界的な大会は、ワールドカップ、世界選手権、オリンピックの3つである。毎年行われるワールドカップにおいては1980年に開催され始めた当初はモーグル、エアリアル、バレエの3種目と3種目の総合成績で順位を決めるコンバインドが行われていた。1997年にデュアルモーグルが競技に加わり、1999年にコンバインドが廃止される。さらに2000年にアクロが競技から外れるが、2003年にはスキークロスとハーフパイプが新たに加わった。2年に一度行われる世界選手権においてもワールドカップに追従する形でほぼ同様の種目が行われており、1986年の第一回大会ではモーグル、エアリアル、バレエ(後にアクロと改名される)の3種目とコンバインドが行われ、1999年大会からはコンバインドが廃止されデュアルモーグルが加わり、2001年大会でアクロが廃止。2005年大会からはスキークロスとハーフパイプが加わっている。オリンピックにおいては、1988年にはカルガリーオリンピックでバレエ、モーグル、エアリアルの3種目が公開種目となり、次の大会の1992年のアルベールビルオリンピックからモーグルが正式種目となった。アルベールビルオリンピックにてバレエとエアリアルは再度公開種目として行われており、さらに次の大会の1994年のリレハンメルオリンピックからはエアリアルも正式種目として採用された。しかし、リレハンメルオリンピックでバレエはアクロと改名したが公開種目としても行われず、正式種目になる事はなく、上記の通りワールドカップ、世界選手権においても競技から外れ、世界の舞台から姿を消した。また、2010年のバンクーバーオリンピックではスキークロスが、2014年のソチオリンピックではスロープスタイルとハーフパイプが正式種目に加わった。
概要
競技の種類
歴史