フランチェスコ・ロージ
Francesco Rosi
1964年撮影
本名Francesco Rosi
生年月日 (1922-11-15) 1922年11月15日
没年月日 (2015-01-10) 2015年1月10日(92歳没)
出生地 イタリア・ナポリ
死没地 イタリア・ローマ
国籍 イタリア
職業映画監督、脚本家
配偶者ジャンカルラ・マンデッリ
主な作品
『コーザ・ノストラ』(1973年)
受賞
カンヌ国際映画祭
グランプリ
1972年『黒い砂漠』
ヴェネツィア国際映画祭
金獅子賞
1963年
フランチェスコ・ロージ (伊: Francesco Rosi, 1922年11月15日 - 2015年1月10日) は、イタリアの映画監督・脚本家である。 1922年、ナポリに生まれる。法律を学んだが、映画監督を志し、1948年頃からルキノ・ヴィスコンティの下に助手として弟子入りし、1950年代前半にかけて助監督を務める[1][2]。カモッラのボスのエピソードに基づいた1958年の『挑戦』で知られるようになる。 戦後の崩壊したイタリアを扱った1962年の『シシリーの黒い霧』で第12回ベルリン国際映画祭銀熊賞 (監督賞)を受賞[2][3]。翌年1963年の『都会を動かす手』でヴェネツィア国際映画祭金獅子賞を受賞[2][3]。1972年の『黒い砂漠』でカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞により[3] 世界三大映画祭の全てで受賞を成し遂げた[1][2]。さらに1979年の『エボリ』でモスクワ国際映画祭金賞を受賞し、1981年の『Tre fratelli』はアカデミー外国語映画賞にノミネートされた。 ネオレアリズモの社会派ドキュメンタリーの手法を取り入れ、ピエル・パオロ・パゾリーニやタヴィアーニ兄弟、ヴァレリオ・ズルリーニやエットーレ・スコラらと共に、1960年代から1970年代のイタリア映画のポストネオレアリズモを代表する存在となる[1][4]。
来歴