フランチェスコ・トッティ
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フランチェスコ・トッティ[1]

2018年のトッティ
名前
愛称イル・プリンチペ(王子様)、エル・プポーネ(大きな赤ちゃん)、エル・ビンボ・デ・オロ(ゴールデン・ベイビー)、第8代ローマ王、イル・カピターノ(偉大なるキャプテン)、イル・グラディアトレ(偉大なグラディエーター)等[2][3]
ラテン文字Francesco Totti
基本情報
国籍 イタリア
生年月日 (1976-09-27) 1976年9月27日(47歳)[4]
出身地ローマ
身長180cm[5][6]
体重82kg[5]
選手情報
ポジションMFOM[7]
FWSS[5][7]
利き足右足
ユース
1983-1984 フォルティトゥード・ルディター
1984-1986 トラステヴェレ
1989-1992 ロディジャーニ
1989-1993 ローマ
クラブ1
年クラブ出場(得点)
1993-2017 ローマ 619 (250)
通算619 (250)
代表歴
1991-1992 イタリア U-1619 (5)
1993-1995 イタリア U-1814 (7)
1995-1997 イタリア U-198 (4)
1997 イタリア U-214 (2)
1998-2006[8] イタリア58 (9)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

フランチェスコ・トッティ(Francesco Totti, detto anche er pupone, イタリア語発音: [fran?t?esko ?t?tti], 1976年9月27日 - )は、イタリアラツィオ州ローマ県ローマ出身の元サッカー選手。元イタリア代表。現役時代のポジションミッドフィールダー

約25年間に亘ってASローマ一筋でプレーしたワン・クラブ・マンであり、同クラブの歴代通算最多得点(316得点)および歴代通算最多出場(786試合)の記録を持つ。在籍中セリエAを1度、コッパ・イタリアを2度、スーペルコッパ・イタリアーナを2度それぞれ制覇した経験を持ち、後年には同クラブのキャプテンも務めた。セリエAにおける通算得点数は歴代2位の250得点、通算出場数は歴代3位の619試合を記録している。

創造性豊かなプレービジョンと優れた技術、高い得点力で知られたトッティは、ASローマにおける史上最高の選手[9]にして、イタリア史上最も偉大なサッカー選手の一人[10][11][12][13][14][15]であると見なされている。トッティはイタリアサッカー選手協会が主催する、毎年活躍した選手に表彰される賞であるオスカル・デル・カルチョにおいて、セリエA最優秀選手に2回、イタリア人最優秀選手に5回などにそれぞれ選出されている。

イタリア代表においては2007年7月20日に代表引退を表明するまでに計58試合に出場し、準優勝となったUEFA EURO 2000、優勝した2006 FIFAワールドカップではそれぞれ大会選定のオールスターチームにも選ばれた。2004年には、ペレが選んだ世界の偉大なサッカー選手100人のリストであるFIFA 100にもノミネートされた[16]。2006年にはイタリア共和国功労勲章を受賞[17]。2011年の国際サッカー歴史統計連盟の発表では、トッティはヨーロッパで最も人気のある選手に認定された[18]
幼少期幼少期

1976年9月27日、父・ロレンツォと母・フィオレッラの下に生まれ、ローマメトロニア門地区で生まれ育った[19]。幼い頃から年上の少年達とサッカーをして遊んでおり[20]、彼のスターは当時ASローマのキャプテンであったジュゼッペ・ジャンニーニであったという[21]。彼の一家は熱烈なローマファンであり、週末には決まって家族でオリンピコへ観戦に訪れていたという。

8歳の時にフォルティトゥードのユースチームに入団し、その後ズミット・トラステヴェレへの移籍を経てロディジャーニ(英語版)に移籍した。ユースチームでの活躍はスカウト達の目に留まり、実際にACミランのユースチームからスカウトを受けるも、彼の母親はトッティを故郷に残すためにこれを拒否した。1989年にASローマのユースチームに入団した[22]。ロディジャーニは当初、トッティをローマのライバルチームであるラツィオに売却することを予定していたが、当時ローマのユースチームのコーチであったギルド・ジャンニーニはトッティの両親を説得し、トッティをローマのユースチームに引き入れることに成功した[19]
クラブ経歴


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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