フランチェスカ_(ハートビット)
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フランチェスカ
ジャンル
コメディ歴史フィクション
アニメ
原作熊谷仁志、畑木麻友華
監督熊谷仁志、矢野雄一郎
シリーズディレクター熊谷仁志、矢野雄一郎
脚本竹内利光、森江美咲、加藤還一
音楽高梨康治、片山修志(Team-MAX)
アニメーション制作ハートビット
テレコム・アニメーションフィルム
製作フランチェスカ製作委員会
放送局北海道文化放送
放送期間2014年7月7日 - 12月15日
話数全24話
ラジオ:フランチェスカラジオ
supported by AV Music Channel
愛称ふららじ
放送期間2014年4月19日 - 2014年12月20日
放送局エフエム北海道
放送回数36
パーソナリティ井澤佳の実、工藤沙貴
その他AV Music Channel内のコーナーとして放送
ラジオ:フランチェスカナイト
愛称フラナイ
放送期間2015年2月2日 - 2016年1月26日
放送局FM NORTH WAVE
放送時間月曜24:30 - 25:00
放送回数52
パーソナリティ井澤佳の実、工藤沙貴
ラジオドラマ:フランチェスカ
原作熊谷仁志、畑木麻友華
放送局FM NORTH WAVE
番組フランチェスカナイト
発売元ポニーキャニオン(アニメBD・DVD特典CD)
ハートビット(単独販売CD)
発表期間2015年2月16日 - 2015年4月20日
話数9+CDオリジナル1話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

フランチェスカ(francesca)は、ハートビットによるキャラクターコンテンツ、並びにそれを原作としたテレビアニメ

北海道発のアンデッドご当地アイドルとして、萌えキャラクター文化を通して北海道ブランド付加価値をつけるコンセプトのもとで生まれた。2012年9月20日東京ゲームショウのハートビットブースにて初披露され、活動を開始した[1]

なお、開発元である株式会社ハートビットは2018年4月をもって自己破産した為、今後の活動については未定。
キャラクター
主要人物

フランチェスカ
牧野由依
性別女
出身地北海道
職業アイドル
身長メロン7.5個分[2]
体重メロン15個分[2]
スリーサイズBメロン2個分/Wメロン1.3個分/Hメロン2個分[2]
種族アンデッド
好物北海道の食べ物[2]
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フランチェスカ(Francesca)
- 牧野由依本作の主人公。歌って踊れるアンデッド系アイドル。大きなピンク色のサイドテールに、ゴスロリドレスと左目の眼帯が特徴的。基本的には何も考えていない天然な女の子。普通の人間には不可能な動きも平気だが、あまり無理をすると体がバラバラになる。しかしすぐにくっつくので大丈夫。「脳みそ」はに出て不在で記憶喪失状態だが、あまり気にしていない。いつも腹ペコで、食べ物が目の前にあると我慢できない。1話で初登場した時点では妖精(負の感情)を欠いた状態であり、さらに羊蹄山山頂で落雷に遭ったことで「脳みそ」が逐電逃亡した。その後は、カニミソ月寒あんぱんなどが脳みその代用品として機能しているようである。円山動物園にいた白い熊から大いなる力を貰うが、それは「守ろうとする勇気」であった。土方が暴走した際にエクソシストが保管していた「脳みそ」をに戻し復活するが、その後再び「脳みそ」が飛び出している。18話ではかつてナンマラシバレルネェ王国の王女だったことが判明する。妖精と合体したことで徐々に負の感情に支配されていき、フラン犬が消滅したことで完全に「闇色」の人格が覚醒、さらに脳みそと合体して完全体となった。しかし闇色のフランチェスカと分離し土方の協力もあり倒すことに成功するが、その再来を予見しそれを阻止するために異次元ゲートに飛び込んで行き、眼帯で封印していた片目の力を解放することにより異次元ゲートを完全に封鎖し消息不明となる。
脳みそ
声 - 内藤有海フランチェスカの脳であり、手足と目と口があり、簡単な言葉を話す。フランチェスカの頭が開くと逃亡し、放浪の旅を始める。意外と耐久力があり踏まれても大丈夫。
妖精
声 - 牧野由依フランチェスカの7体の分身で、胸に空いているハート形の穴に収まっていた。その正体は、フランチェスカの負の感情(妬み・貪欲・狡猾・怠惰・傲慢・蔑み・憎しみ)そのものであり、「脳みそ」と共に「闇色」の人格が目覚めるための鍵でもある。
闇色のフランチェスカ
声 - 牧野由依フランチェスカの中に眠るもう一つの人格で「脳みそ」と「7体の妖精」の二つと合体する事で完全に覚醒する。普段の彼女とは正反対の凶暴な性格であり、土方歳三を赤子扱いするほど強大な力を持つ。自分こそが完全体でありオリジナルと言い放つが、分離した今のフランチェスカに倒され異次元に消える。しかし「脳みそ」だけでも凶暴なフランチェスカになる事がある。「寝起きが悪い」というのである程度は説明はつくが、12話はなぜか寝起きや復活したばかりという状況でもないのに「脳みそ」を入れただけで凶暴化している。「脳みそ」を入れて凶暴化するケースと下の天使のような人格になるケースは何が違うのか不明である。
天使のような人格のフランチェスカ
声 - 牧野由依脳はあるが妖精を欠いている状態のフランチェスカであり、ラジオドラマやアニメ13話、22話などで描写されている。義経の言葉によると「神々しい」、啄木の言葉によると「天使」とまで評された。真面目な性格で非常に高貴な物腰と丁寧な言葉使いをするが優しさ・暖かさも兼ね備えている。ただし「やっておしまい」というような女王然とした強い言葉も使う。戦闘能力も非常に高く屯田兵の親玉を簡単に倒してしまう。義経を助けたり、明治期の登場人物たちを励ましたり、メッセージを伝えたりしていた。
ラジオドラマでの活躍
「言いそびれた大切な事」を伝えるために過去に戻る力を持った詩を石川啄木に託す。それに気づいた啄木が現代が明治40年の彼女に会いに行くが、過去の石川啄木を慰めている最中に未来の石川啄木が現れたのに混乱し、黒幕の雷の直撃を受けてこの時代でも脳が逃亡してしまう。しかし、最後は啄木たちの協力もあり、脳を取り戻しストーンサークルに現れた屯田兵たちを全滅させる。
エクソシスト(Exorcist)
声 - 田野アサミフランチェスカをいつも追いかけまわしている少女。性格はわがままで天真爛漫。過剰ないたずらでフランチェスカを追いかけ回すも、あまり相手にされないので悔しい思いをしている。フラン犬が天敵。アニメ版では北海道の職員で、北海道生活安全怨霊撲滅課・通称アンデッド対策課の課長として北海道内のアンデッド監視や退治を行う。持っている棺桶にさまざまな道具を収納している。なお、彼女が所持しているガトリングガンの弾丸は対アンデッド仕様特別弾であり、人間には無効である。当初啄木には敵という認識だったが助けられたことを機に恋してしまう。なお彼女には「アンデッド課の頭脳と努力の結集を思いしるがいい」という掛け声と共にホイッスルで羊の大群を呼び出して突撃させるという攻撃方法がある。その能力はフランチェスカたちアンデッド8人と1匹をぶっ飛ばすほど、22話でも登場し屯田兵たちをぶっ飛ばしている。フランチェスカが消えた後は彼女が生きている事を信じ「必ずお前を見つけ出してみせる」と誓う。
ラジオドラマでの活躍
直接は登場しないが石川啄木にフランチェスカ捜索のためのそれなりの調査費用を与えたことが啄木によって語られる。
フラン犬(ふらんけん)
声 - 池添朋文フランチェスカといつも一緒にいるオス。いつも自由に動きまわり、基本的には本能の赴くまま行動しており好きなことは「食う」「寝る」「遊ぶ」。捨てられていたところを拾ってくれたフランチェスカには懐いているようだが、たまにスキンシップで噛みつくこともある。エクソシストを見ると追いかけずにはいられない。一度消滅するも、最後に蘇る。札幌時計台から現れた異次元リーダーは、別の世界からきたもう一匹のフラン犬。
ラジオドラマでの活躍
ストーンサークルで骨付き肉の配置に石を並べた所、出現しフランチェスカと再会する。「ナンマラシパレルネェ王国のお守り」によって秘密の力が解放され、分離してフランチェスカを強化する鎧のようなものになる。特に口からはビームを発射する。フランチェスカの言葉によると「コスモを感じる」とかで聖闘士星矢のパロディのようなものらしい。
クラーク博士(くらーくはかせ)
声 - 浦山迅北海道の危機を察知し、フランチェスカを復活させた博士。普段は銅像として羊ヶ丘展望台に居り、活動時もそのままの姿である。決める時は決めるダンディだが、普段は結構緩く、意外と大雑把な性格。新渡戸からは先生と呼ばれているものの、日々信頼を失っている。好物はカレー。銅像であるためか、第17話で温泉に浸かった際は身体が溶けて崩れてしまい、第18話で復活した際も一部柔らかくなったままだった。妖精探索中に性格が豹変、相馬を圧倒する実力を見せ、フランチェスカを完全体にするように暗躍する。が覚醒後に羊の大群に踏まれ元に戻る。モデルは札幌農学校北海道大学の前身)で初代教頭を務めたウィリアム・スミス・クラーク


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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