フランソワ・チェン
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Francois Cheng, 2004

フランソワ・チェン
Francois Cheng
フランソワ・チェン
ペンネーム程抱一(中国語の著書)
誕生程紀賢
(1929-08-30) 1929年8月30日(94歳)
中国山東省済南市
職業小説家詩人書家文芸評論家美術評論家
言語中国語フランス語
国籍 中華人民共和国
フランス
教育修士
最終学歴南京大学
社会科学高等研究院
代表作(邦訳)
『ティエンイの物語』
『さまよう魂がめぐりあうとき』
『魂について ― ある女性への七つの手紙』
『死と生についての五つの瞑想』
主な受賞歴フェミナ賞
フランス語圏大賞アカデミー・フランセーズ
レジオンドヌール勲章オフィシエ
芸術文化勲章コマンドゥール
アカデミー・フランセーズ会員
子供アンヌ・チェン
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フランソワ・チェン(Francois Cheng、程抱一、1929年8月30日 - )は、中国に生まれ、フランスで活躍する小説家詩人書家文芸美術評論家フランス国立東洋言語文化研究所 (INALCO) の教授を務め、漢詩中国思想絵画の紹介に尽力した。退官後に発表した『ティエンイの物語』でフェミナ賞を受賞。2002年にアジア系で初めてアカデミー・フランセーズ会員に選出された。
背景

フランソワ・チェンは1929年8月30日、程紀賢として山東省済南市に生まれた。程抱一は筆名であり、1970年出版の修士論文は出生名「程紀賢」で執筆している(「著書」参照)。なお、邦訳の出版社等は出生地を江西省南昌市としているが[1][2][3]、アカデミー・フランセーズ公式ウェブサイト(チェンの会員就任式のピエール=ジャン・レミ(英語版)の演説)では、一家はもともと江西省南昌市に住んでいたが、父の転勤に伴って済南に越した後にチェンが生まれたとあり[4]、中国語およびフランスの出版社等の情報でも山東省または山東省済南市となっている[5][6][7]。「フランソワ」は清貧の聖人アッシジのフランチェスコにちなんだチェンの洗礼名であり、1971年にフランスに帰化したときに改名した[4][8]

父はコロンビア大学に学んだ教育学の専門家であり、米国留学中にチェンの母に出会った。母は当時、ノースウェスタン大学の学生で、中国人女性の留学はまだ非常に珍しい時代であった[4]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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