トップ14
今シーズン・大会:
fr:Championnat de France de rugby a XV 2022-2023
ラグビーユニオンフランス選手権(フランス語: Le championnat de France de rugby a XV)、通称トップ14(Top 14、トップカトルズ (フランス語発音: [t?p kat??z]))は、フランスにおける最上位カテゴリーのラグビーユニオンのプロリーグである。1892年に創設された歴史のある大会で、プレミアシップ、ユナイテッド・ラグビー・チャンピオンシップと並び、欧州におけるラグビーユニオンの最高峰リーグの1つ。 ホーム・アンド・アウェー方式の総当たり戦を行い、上位6チームがノックアウト方式のプレーオフに進む。準々決勝は3-6位のチームだけで戦い(3位が6位と、4位が5位と対戦)、1-2位のチームは準決勝に自動的に進出。また、上位6チームはヨーロピアンラグビーチャンピオンズカップの出場権を得る。下位2チームはプロD2(2部リーグ)に降格。 ラグビー界では世界最大の観客動員数や収益を誇るプロリーグである。2013-14シーズンの総観客動員数は約267万人であり、1試合当たりの観客動員数は1万4326人である[1]。また、同シーズンのリーグの売上高は2億6750万ユーロ(約350億円)である[2]。ラシン・メトロに所属しているダニエル・カーターは、2015年時点での年俸が1億4000万ポンド(約2億5000万円)であり、同リーグで首位であると同時に、世界のラグビーで最も年俸の高い選手である[3]。 2023年までの最多優勝は、スタッド・トゥールーザン(22回)。 1892年3月20日、ラシン・クラブ・ド・フランス(現ラシン92)とスタッド・フランセが対戦したのがフランス選手権の始まりとされる。試合はラシン・クラブ・ド・フランスが4対3で勝利し、ブレニュス盾 1995年のラグビーユニオンプロ化以降、選手権の人気が高まり、観客動員数・収益が増加した。スタッド・トゥールーザン、クレルモン・オーヴェルニュ、ラシン・メトロ92などの資金力のあるクラブを中心に所属選手への報酬も増加し、海外の代表クラスの選手が多くプレーするようになった。2010-11シーズンからは、報酬額の過度の増加を抑えるためにサラリーキャップ制が導入された。 2001-02シーズンから、大会名がトップ16となる。 2005-06シーズンから、大会名がトップ14となる。 2016-17シーズンは五郎丸歩がRCトゥーロンに所属[4]。 日本ではWOWOWで2016-17シーズンより2018-19シーズンまで3季放送されて、2019-20シーズンはテレ朝チャンネルで放送した[5]。2021-22シーズンは再びテレ朝チャンネルで放送予定[注 1]。 松島幸太朗が、トップリーグ2020シーズン終了後にASMクレルモン・オーヴェルニュへ、2年契約で2022年6月まで移籍することが発表された[6]。 チーム名創設年地域圏県都市スタジアム収容人数
概要
歴史
参加チーム
2022-23シーズンの所属チーム(前シーズンの成績上位順)
カストル・オランピック1906オクシタニー地域圏タルヌ県カストルスタッド・ピエール=ファーブル
モンペリエ・エロー・ラグビー1986オクシタニー地域圏エロー県モンペリエGGLスタジアム(フランス語版)15,697
ユニオン・ボルドー・ベグル2006[注 2]ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏ジロンド県ボルドースタッド・シャバン=デルマス34,462
スタッド・トゥールーザン1907オクシタニー地域圏オート=ガロンヌ県トゥールーズスタッド・エルネスト=ワロン(フランス語版)19,500
スタッド・ロシュレ1898ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏シャラント=マリティーム県ラ・ロシェルスタッド・マルセル=ドフランドル(フランス語版)16,700
ラシン921890イル=ド=フランス地域圏オー=ド=セーヌ県ナンテールパリ・ラ・デファンス・アレナ30,680
ASMクレルモン・オーヴェルニュ1911オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏ピュイ=ド=ドーム県クレルモン=フェランスタッド・マルセル=ミシュラン(フランス語版)19,357
RCトゥーロン1908プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏ヴァール県トゥーロンスタッド・マイヨール(フランス語版)17,500
リヨンOU1896オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏メトロポール・ド・リヨンリヨンスタッド・ドゥ・ジェルラン35,000