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フランス世紀末文学叢書(フランスせいきまつぶんがくそうしょ)は、1984年から1990年にかけて国書刊行会より刊行されたフランス文学の叢書。全15巻。四六判、函入りハードカバー。19世紀末のフランス文学によるアンソロジー。
刊行一覧
1)『パルジファルの復活祭:世紀末傑作短篇集』(ジョゼファン・ペラダン,ジュール・ラフォルグ,ピエール・ルイス他、曽根元吉ほか訳) 1988.3「歴史の一こま」(Une page d'Histoire、ジュール・バルベー=ドールヴィイ)「ベルリン復讐奇譚」(Une vengeance a Berlin、ジュール・ラフォルグ)「血を啜るもの」(La buveuse de Sang、ラシルド)「アンティノウスの死」(La mort d'Antinous、ラシルド)「エメラルドの目」(Les yeux d'Emeraude、ジョン・アントワーヌ・ノー)「アルメンタリア -六世紀-」(Armentaria、エフライム・ミカエル)「航跡」(Le sillage、エフライム・ミカエル)「囚われの女」(La captive、エフライム・ミカエル)「大異変」(Le cataclysme、J・H・ロニー兄)「マリーの庭」(Le jardin de marie、J・H・ロニー兄)「パルジファルの復活祭 復活祭伝説」(La paque de Parsifal、ジョセファン・ペラダン)「処女たち」(Vierges、カチュール・マンデス)「捧げもの」(L'Offre、カチュール・マンデス)「太陽の怒り」(La Colere du Soleil、ポール・アダン)「コラージュ」(Collage、アルフォンス・アレ)「用心深い犯罪者」(Le Criminel Precautionneux、アルフォンス・アレ)「ただ乗り!」(A l'ail、アルフォンス・アレ)「五月点描」(Croquis de Mai、アルフォンス・アレ)「厄介な謎」(Cruelle Enigme、アルフォンス・アレ)「子牛」(Le Veau、アルフォンス・アレ)「哀れなセザリーヌ」(Pauvre Cesarine!、アルフォンス・アレ)「間借人」(Le Locataire、ユベール・スティルネ)「超自然の選択」(La Selection Surnaturelle、シャルル・ファン・レルベルグ)「神秘のばら」(La rose surnaturelle、ピエール・ルイス)「前代未聞の訴訟事件」(Un cas juridique sans precedent、ピエール・ルイス)「美しい仮面」(Le beau masque、ジェラール・ドゥヴィユ)「知らない女」(L'inconnue、ジェラール・ドゥヴィユ)「気まぐれの青葉棚のした」(Sous la Treille des Caprice、ジェラール・ドゥヴィユ)「古代の頭」(La Tete Antique、ジェラール・ドゥヴィユ)「サンギュリエ城 妖精物語」(Le chateau singulier、レミ・ド・グールモン)
2)『黄金仮面の王:シュオブ短篇選集』(マルセル・シュオブ、大浜甫訳) 1984.8「黄金仮面の王」「地上の大火」「ミイラ造りの女」「ペスト」「ミレトスの女たち」「モフレーヌの魔宴」「血まみれのブランシュ」「フルート」「眠った都」「青い国」「クリュシェット」「バルジェット」「二重の心」「吸血鬼」「木靴」「〇八一号列車」「要塞」「顔無し」「アラクネ」「顔を覆った男」「ベアトリス」「リリス」「阿片の扉」「交霊術」「骸骨」「歯について」「師」「サビナの収穫」「メリゴ・マルシェス」「最後の夜」「人形娘ファンション」「ポデール」「病院」「サン・ピエールの華」「スナップ」「写真」「未来のテロ」「小児十字軍」「遍歴僧の話」「癩者の話」「法王インノケンティウス三世の話」「三人の少年の話」「書記フランソワ・ロングジューの話」「回教托鉢僧の話」「少女アリスの話」「法王グレゴリウス九世の話」
3)『碧玉の杖』(アンリ・ド・レニエ(英語版)、志村信英訳) 1984.5「アメルクール卿」「黒いクローバー」「気儘なる短篇」
4)『腐爛の華:スヒーダムの聖女リドヴィナ』(J・K・ユイスマンス、田辺貞之助訳) 1984.4
5)『責苦の庭』(オクターヴ・ミルボー、篠田知和基訳) 1984.6
6)『ファーストロール博士言行録』(アルフレッド・ジャリ、相磯佳正訳) 1985.7
7)『仮面物語集』(ジャン・ロラン、小浜俊郎訳) 1984.3
8)『死都ブリュージュ / 霧の紡車』(ジョルジュ・ロデンバック、田辺保 / 倉智恒夫訳) 1984.7
9)『泥棒』(ジョルジュ・ダリアン、小潟昭夫訳) 1985.5
10)『絶望者』(レオン・ブロワ、田辺貞之助訳) 1984.9
11)『ニキーナ:ヴェネチアの娼婦の物語』(ユーグ・ルベル、田中義広訳) 1985.11
12)『室内:世紀末劇集』(モーリス・メーテルランク,アルベール・サマン(フランス語版),シャルル・クロ、倉智恒夫,志村信英,川口顕弘訳) 1984.11「室内」(モーリス・メーテルリンク)「群盲」(モーリス・メーテルリンク)「タンタジルの死」 (モーリス・メーテルリンク)「忍び入る者」(モーリス・メーテルリンク)「ポリフェーム」(アルベール・サマン)「独白劇 憑きもの」(シャルル・クロ)「剣玉」(シャルル・クロ)「あべこべの足を持つ男」(シャルル・クロ)「ボーブール街事件」(シャルル・クロ)「女中」(シャルル・クロ)「発見した男」(シャルル・クロ)「資本家」(シャルル・クロ)「清潔好きな男」(シャルル・クロ)