フランク語
[Wikipedia|▼Menu]

フランク語(ふらんくご)は、次の複数の意味で使われる。
古代
フランク人が用いた古フランク語

低地フランク語(「低フランク語」「低(地)フランケン語」「低(地)フランコニア語」とも。オランダ語など): 1 のうち、第二次子音推移を受けなかった古低フランク語を祖とする言語群。言語学的には低地ドイツ語に属する。

フランケン語(フランケン方言): 1 のうち、第二次子音推移の影響を受けた古高フランク語を祖とする言語群[1]。「フランク人の地」という意味のフランケンに由来し、高地ドイツ語のうちの中部ドイツ語に属する「モーゼルフランク語(モーゼルフランケン語)」(ルクセンブルク語もこれに含まれる)「ラインフランク語(ラインフランケン語)」(フランスアルザス北部とロレーヌ地方でも同系統の方言が用いられるが、アレマン語に属するアルザス語とは異なる)、上部ドイツ語に属し、フランケン地方で用いられる東フランケン語、南フランケン語など。

なお、「?フランク語」「?フランケン語」「?フランコニア語(英語式)」のように、日本語でカナ表記される際に表記の揺らぎがあるが、語源的には全てフランク人ドイツ語・オランダ語でフランケン(Franken))に由来し、ドイツ語では全て"Frankisch"、オランダ語では全て"Frankisch"、英語では1.を"Old Frankish"としているが、2.3は"Franconian"となる。
脚注^ 亀井孝河野六郎千野栄一編著、『言語学大辞典セレクション・ヨーロッパの言語』三省堂、1998年、371~373頁。

関連項目

フランケン語
.mw-parser-output .dmbox{display:flex;align-items:center;clear:both;margin:0.9em 1em;border-top:1px solid #ccc;border-bottom:1px solid #ccc;padding:0.25em 0.35em;font-size:95%}.mw-parser-output .dmbox>*{flex-shrink:0;margin:0 0.25em;display:inline}.mw-parser-output .dmbox-body{flex-grow:1;flex-shrink:1;padding:0.1em 0}このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:4576 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef