フラッグ・デイ_父を想う日
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フラッグ・デイ 父を想う日
Flag Day
監督
ショーン・ペン
脚本ジェズ・バターワース(英語版)
ジョン=ヘンリー・バターワース(英語版)
原作ジェニファー・ヴォーゲル
(『Flim-Flam Man: A True Family History』より)
製作ウィリアム・ホーバーグ(英語版)
ジョン・キリク
フェルナンド・サリチン(英語版)
製作総指揮マクシミリアン・アルヴェライズ
ローレンス・コペイキン
トーステン・シューマッハー
ヴァンサン・マラヴァル
シドニー・キンメル
アレン・リウ
ピーター・タッチ
クリステル・コナン
ヴァイシャリ・ミストリー
出演者ディラン・ペン
ショーン・ペン
ジョシュ・ブローリン
音楽ジョセフ・ヴィタレッリ
撮影ダニー・モダー(英語版)
編集ヴァルディス・オスカードゥティル
ミシェル・テゾーロ(英語版)
製作会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
コンカラー・プロダクションズ
オリーヴ・ヒル・メディア
ワンダフル・フィルムズ
配給 ユナイテッド・アーティスツ・リリーシング
ショウゲート
公開 2021年7月10日カンヌ国際映画祭
2021年8月20日[1]
2022年12月23日[2]
上映時間112分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
興行収入 $424,667[3]
$1,298,249[3]
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『フラッグ・デイ 父を想う日』(フラッグ・デイ ちちをおもうひ、原題: Flag Day)は、2021年製作のアメリカ合衆国ドラマ映画

愛する父が実は犯罪者だったと知った娘の葛藤と家族の絆を描く。ジャーナリストのジェニファー・ヴォーゲルの回顧録『Flim-Flam Man: A True Family History』の映画化[2][4][5][6][7][8][9]ショーン・ペンが監督すると共に初めて自身の監督作に出演し、実娘のディラン・ペンと父娘役で初共演した。第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品[10]

タイトルの「フラッグ・デイ」とは、6月14日アメリカ国旗制定記念日のことで、ジェニファーの父ジョンの誕生日でもある[2]
あらすじ

1992年、米国最大級のニセ札偽造犯ジョン・ヴォーゲルは、警官隊の眼前で銃により自殺した。実娘でジャーナリストのジェニファーは、幼い頃からの父との思い出を静かに回想し始めた。

ジョン・ヴォーゲルはアメリカ中がカーニバルで湧くフラッグ・デイに生まれ、自分を特別な存在と信じて、一旗揚げることを夢見る男だった。気が向いた時にしか妻子の元に帰らないが、幼い娘のジェニファーや息子のニックにはウケがよく、好かれるジョン。

1975年には農場を購入して家族を呼び寄せるジョン。だが、返済計画がいい加減で、農場はたちまち人手に渡った。事業は立ち上げるが、地道な努力が足らずに失敗し、妻とも離婚するジョン。

高校生になったジェニファーは、母親の再婚相手の家で暮らしていたが、酔った義父にレイプされかけて家出し、実父のジョンを頼った。ジェニファーを養う余裕がなく、仕事を探して管理職になったと話すジョン。だが、実際の仕事は肉体労働だった。やがて、金のために強盗を働き、15年の刑で服役するジョン。高校を中退したジェニファーは、ヒッチハイクで各地を彷徨った末に、実力でミネソタ大学に入学した。

1992年、新聞社で働くジェニファーを訪ねて来る老いたジョン。すでに出所して一年以上で、刑務所で覚えた印刷の事業をしていると言う。だが、ジェニファーに高級車をプレゼントするというジョンの言葉は相変わらず嘘だった。挙げ句にニセ札犯として警察の追跡を受けたジョンは、追いつめられ、銃で頭を撃ち抜いた。それが、ジョン・ヴォーカルの生涯だった。
キャスト

ジェニファー・ヴォーゲル:
ディラン・ペン

ジョン・ヴォーゲル:ショーン・ペン

ジョシュ・ブローリン

キャサリン・ウィニック

エディ・マーサン

レジーナ・キング

デイル・ディッキー

ベイリー・ノーブル

ホッパー・ペン

脚注^ Juneau, Jen (2021年7月28日). “Sean Penn's Daughter Dylan Makes Lead Debut in Flag Day Alongside Dad ? See the Gripping Trailer”. People. 2021年7月28日閲覧。
^ a b c “父は犯罪者だった――ショーン・ペンが実娘と共演し衝撃の実話を映画化「フラッグ・デイ 父を想う日」冬公開”. 映画.com. (2022年6月14日). https://eiga.com/news/20220614/7/ 2022年6月18日閲覧。 
^ a b “Flag Day (2021)”. Box Office Mojo. 2021年10月1日閲覧。
^ “'Flim-Flam Man' given the gift of dignity”. USA TODAY (2004年3月22日). 2022年1月12日閲覧。
^ “Nonfiction Book Review: FLIM-FLAM MAN: A True Family History by Jennifer Vogel, Author . Scribner $23 (224p) ISBN 978-0-7432-1707-1” (英語). Publishers Weekly. 2022年1月12日閲覧。
^ “FLIM-FLAM MAN” (英語). Kirkus Reviews (2003年10月15日). 2022年1月12日閲覧。
^ Marshall, John (2004年2月27日). “'Flim-Flam Man' raises uneasy questions about families”. seattlepi.com. https://www.seattlepi.com/ae/books/article/Flim-Flam-Man-raises-uneasy-questions-about-1137981.php 2022年1月12日閲覧。 
^ Kroin, Amy (2004年2月22日). “True tales of families rent by crime and death, united by imagination and song. Reviewed by Amy Kroin”. Washington Post. https://www.washingtonpost.com/archive/entertainment/books/2004/02/22/true-tales-of-families-rent-by-crime-and-death-united-by-imagination-and-song-reviewed-by-amy-kroin/1672609a-5709-4f2f-8085-b6842be030ab/ 2022年1月12日閲覧. "An investigative journalist by trade, Vogel is not an accomplished prose stylist, though she tries...She tries on metaphors the way a toddler tries on clothing -- haphazardly and with absurd results. Ultimately the attraction here lies not in the prose but in the story." 
^ “Review: Flim-Flam Man”. bookreporter.com (2011年1月22日). 2022年1月12日閲覧。


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