フライングベイビーズ
[Wikipedia|▼Menu]

フライングベイビーズ
ジャンル
癒し系、部活動
アニメ
監督浅尾芳宣
脚本浅尾芳宣
キャラクターデザイン大湊良蔵
音楽奈良悠樹
アニメーション制作福島ガイナ
製作フライングベイビーズ保護者会
放送局テレビ東京AT-Xほか
放送期間2019年1月11日 - 3月29日
話数全12話
アニメ:フライングベイビーズ・プチ
原作いこま
監督浅尾芳宣
シリーズ構成浅尾芳宣
脚本いこま
キャラクターデザイン池森絵美
音楽F.M.F
アニメーション制作福島ガイナ
製作フライングベイビーズ保護者会
放送局テレビ東京ほか
放送期間2020年1月8日 - 3月25日
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『フライングベイビーズ』は、2019年1月から3月までテレビ東京系列A応Pのあにむす!!』内で放送していた日本テレビアニメ

福島県いわき市を舞台に、フラダンスに打ち込む少女たちを描く[1]

2020年1月から3月まで、テレビ東京系列『きんだーてれび』内で『フライングベイビーズ・プチ』が放送された。同年6月より、AT-Xにて、リモートワークで制作された続編『ステイングベイビーズ』が放送[2]
ストーリー

東日本大震災から何年かが経った。大きな被害を受けた福島県いわき市はそれなりに復興していた。被災した子供たちも、もう中学生になった[3]。その中の一人のすずは、高校生の姉がフラダンスの大会で優勝したことに刺激を受けて、幼馴染のふみとともにフラダンス部(仮)を創設する。とはいうものの、教えてくれる人もいなかったため、何もできずに足湯でのんびりするだけの毎日であった[3]。まずは指導者も欲しいし、部費も欲しい、演奏も必要、部員もあと3名必要と問題点を把握した。

とりあえず、ちょうどフィンランドから転校してきたモナ[3]を勧誘し、フラや日本のハワイと呼ばれるいわきのことを説明するためにとりあえずスパリゾートハワイアンズに行くのだが、そこで幼馴染のれいたちのフラダンスショーを見ることになる。すずはれいに気付くが、れいもまたすずに気が付く。ただ、すずたちが足湯ばかりでまじめに活動していないのを知ってか知らないでか「私たちもフラやってるんだよ」と語りかけるすずに対してれいは「一緒にしないでよね」とぶっきらぼうに言うのであった。この言葉でモナは闘志を湧き立たせてしまう。

次に予算を獲得しに生徒会に相談に行く。そこで部費は正式な部ではないとと断られたものの、正式な部になるために必要な部員2名を紹介すると言われる。一人はサッカーで故障してリハビリ中のなぎさ、そしてもう一名はその提案をしてきたしいな自身であった。

指導者の問題はすずが姉に相談すると千鶴先生を紹介された。千鶴先生はすずたちがフラ部でありながら足湯活動しかしていないことを把握しており、足湯サークルと揶揄していたこともあった。千鶴先生は過去の事件からフラダンスから遠ざかっていたのだが、すずたちに知られてしまったので開き直って指導を始める。

演奏者は千鶴先生が連れてきた。同じ中学でウクレレ漫才をやっていたみくともえである。

条件はそろった。千鶴先生の下でレッスンが始まる。足湯にも通えないほどの厳しいレッスンである。

温泉旅館でのフラショー、合宿、サッカーの応援など様々な活動を通してみんなはフラを頑張っていく。

フラはいわきを代表するものであるが、いわき市民だけのものではない。県外から来た子も、外国から来た子もフラを頑張り楽しむのだ。フラは復興を象徴するものであるが、被災者たちのためだけのものではない。被災者も被災していない子も、フラを頑張り楽しむのだ。別にフラひと筋ではなくてサッカーのように別の趣味があったって、フラが楽しければフラをやってもいいのだ。様々な立場の少女たちがフラガールになるという共通の目的に向かってフラに青春をかけるのである[3]
フライングベイビーズ・プチ

“ゆる?く楽しいフラエクササイズコメディ”はーい!今日もれんしゅうやっちゃうよー!のんびり温泉町の女の子たちが町をもり上げるためにフラダンス部を結成!かんたんでゆるーいフラのレッスンでみんな楽しく元気に”アロハッピー!”
登場人物
フライングベイビーズ
すず
声 -
佳村はるか[4]本作の主人公、山科すず。中学1年生。姉の高校のフラ部が大会で優勝したことに刺激を受けてフラダンス部を立ち上げた。ふみとは幼なじみで、いつもふみに甘えている。姉のりんにフラダンス指導者の紹介を頼み、「ココナッツブラ事件」の真相と共に千鶴先生を紹介され、それをネタに千鶴先生にフラダンスの指導を迫り、他言無用の約束と共に指導を承諾してもらうが、結局部員全員にばらしてしまい、先生の怒りを買う。
しいな
声 - 山口立花子[4]ふみのクラスメイト、鹿畑しいな。生徒会で会計をやっている。なぎさと同じサッカーチームいわきFCガールズに所属。温泉旅館の娘で、母親がぎっくり腰になってしまって旅館の手伝いをするためにサッカーを休んでいる。すずたちがフラダンス部の予算をもらおうと相談に行ったところ、予算を付けると共になぎさを紹介して入部させてくれ、自らも部員となる。実はそれには条件があり、実家の温泉旅館でフラ女将としてお客さんにフラダンスを披露している母がぎっくり腰で入院しているので、すずたちに代わりに踊って欲しいというものだった。
モナ
声 - 三森すずこ[4]すずたちの学校へやって来た転校生、桂川モナ。日本人とフィンランド人のハーフ。小さい頃から転勤ばかりだったので、日本語もフィンランド語もよく話せないと自己紹介しているが、実際は日本語はけっこう話している。裸足が好きで、校内では靴下も上履きもはかずに裸足で過ごす。れいに自分らがフラダンスを遊び半分でやってると馬鹿にされたときは、今度私たちのフラを見せてやるといきなり宣戦布告し、すずたちを困らせる。
ふみ
声 - 佐々木未来[4]菖蒲池ふみ。すずに誘われ、共にフラダンス部を立ち上げた。すずとは幼なじみ。勉強は苦手。すずからいつも面倒くさいことを押し付けられる。少年漫画、青年漫画などの漫画が好き。
なぎさ
声 - ブリドカットセーラ恵美[4]しいなが以前サッカーをやっていたときのチームメイト、京田辺なぎさ。故障でリハビリ中のところをしいなに誘われフラダンス部に入る。王子様気質に加え江戸っ子気質。友達のためなら理由を詳しく聞く前に頼み事を聞いてあげる男前。しいなに母の代わりに皆でステージに立ってくれと頼まれたときも、何をするかも把握しないまま即承諾し、後日すずから詳しい話を聞いて初めて自分たちが何をやるか知る。福島弁で話す。
ウクレレベイビーズ
もえ
声 -
豊田萌絵[4]もとは漫才研究会でみくと「飲まず食わず」のコンビ名でやっていた。持ちネタでウクレレ漫才をやっているので、フライングベイビーズが、しいなの母の代わりにしいなの実家の温泉旅館のステージに立つ際に、ウクレレ演奏担当で「ウクレレベイビーズ」として千鶴先生に呼ばれる。
みく
声 - 伊藤美来[4]もえの漫才研究会からの相方。もえとともに「ウクレレベイビーズ」として千鶴先生に呼ばれる。ウクレレ演奏はもっぱらもえ担当で、本人はウリウリという楽器を担当、踊りつっこむ。
ライバルグループ「フラリオンガールズ」

フラの大会で優勝している実力のあるチーム。
れい
声 - 國米天麻美
[4]すずとは幼なじみで幼稚園が一緒。実家は網元東日本大震災で大被害を受け、ずっと大変だった。フラ部をすずたちが作ったものの遊んでばかりで練習していないことをなぜか知っており、真剣にフラをやっていないとすずたちを見下しているような口をきくが、サッカーの試合などすずが行く場所になぜか現れ、すずが本当に困ったときには助けてくれるツンデレな性格である。
なつ
声 - 春咲暖[4]
さや
声 - 和泉七瀬[4]
エミ
声 - 大賀眞帆[4]
もも
声 - 廣瀬亜梨沙[4]
キイ
声 - 八重畑由希音[4]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:34 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef