フットマーク
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フットマーク株式会社
Footmark Corporation
種類株式会社
本社所在地 日本
130-0021
東京都墨田区2-7-12
設立1950年4月28日
(創業1946年
業種繊維製品
法人番号4010601017017
事業内容水泳・体育・介護・健康インナーの企画、製造、販売
代表者磯部成文(取締役会長
三瓶芳(代表取締役社長
磯部徳史(代表取締役専務
資本金8500万円
売上高30億円(2008年8月期)[1]
従業員数56名(女性21名、男性35名)※2022年8月21日現在
決算期8月20日
外部リンクhttps://www.footmark.co.jp/
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水泳バッグ

フットマーク株式会社(: Footmark Corporation)は、東京都墨田区に本社を置く縫製会社[2]
概要

1946年昭和21年)、創業者の磯部徳三によりゴム布製品製造卸会社の磯部商店として創業[3][4]

当初は幼児向けの布製おむつを主力に[1][2][3][5][6]草履袋やリュックサック[4] などを製造していた。当時のおむつは蒸れやすく夏に売れない問題があったほか[5]1970年代より製紙メーカーによる紙おむつが主流になり始めたことをきっかけに業態転換を行う[2][3][6]。「おむつと形が似ている」[2]「試しに頭に被ってみると丁度良いフィット感であった」[5] という理由で、おむつの縫製技術や耐水技術を転用できる水泳帽の開発に着手[1][2][3][5][6]。それまで日本国内では「水泳帽を被る」という習慣が一般的ではなかったが[3]、ちょうど小学校中学校体育の授業に水泳が導入される時期であった為[1][3][5][6]学校に対して売り込みを実施[6]。水泳帽を色別に分けたり、各色のマジックテープを貼ることによって各人を泳力別に分けることができる点が教師からの支持を集めた[3][5]。日本国内の水泳帽のシェアでは約5割を持つトップメーカーであり[1][2][5][6][7]、学校用水着(スクール水着)でも最大手となっている。ビート板もフットマークが開発した物である。[8]。また、アイドル写真集などでも当スクール水着が採用されたことがある[9]

以降はタオルやバッグなどの水泳関連製品の他、高齢者や水泳を不得手とする人、介護を必要とする人向けの水泳用具事業へもシフトしており[3][5][6]、一時期家庭向けの小型流水プールも販売していたこともある[6]2012年(平成24年)からは今まで手薄であった競泳水着の販売も強化しており、イタリアの水着メーカーJakedの製品のライセンス生産を行なっている。[7]

またコロナ禍においては水着素材を活用したマスク開発にも着手。以降衛生用品の商品企画にも取り組んでいる。

2020年にはそれまでの革製ランドセルに代わる、布製のランドセルの開発に着手。

2022年には男女兼用のセパレーツ型水着を発表している[10]

「フットマーク」の社名は、社長(当時)である磯部成文の「足型が好き」という理由によって1982年(昭和57年)に旧社名から変更されたものである。[6]また赤ちゃん=「新しい命の誕生」は会社の使命である「新しいものを創り出す」ことと重なりあい、私たちの商品を通じて、すべての人が健康であって欲しいという想いが、その一歩を記す足跡マークには込められている。*あしあとマークに込められた想い

フットマーク直営のECサイト「フットマークオンラインショップ」も運営しており、ここから購入が可能な他、Amazon.com楽天Yahoo!ショッピングからでも購入が可能となっている。
介護分野

1970年代の業態転換時には、赤ちゃんのおむつカバーを改造して介護用おむつを開発したことをきっかけとして介護分野への進出も行なっている[2]。発売当時は「医療用おむつ」「病人用おむつ」などの商品名で販売していたが[2][5]、ネーミングに暖かみや労りを表現させるため[6]1980年(昭和55年)に社長(当時)の磯部成文によって「介助」「看護」から1文字ずつ取った介護という単語を「考案」[2][3][5][6]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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