フック
Hook
監督スティーヴン・スピルバーグ
脚本ジム・V・ハート
マライア・スコッチ・マルモ
原案ジム・V・ハート
ニック・キャッスル
原作J・M・バリー
製作キャスリーン・ケネディ
フランク・マーシャル
ジェラルド・R・モーレン
製作総指揮ジム・V・ハート
ドディ・アルファイド
出演者ダスティン・ホフマン
ロビン・ウィリアムズ
音楽ジョン・ウィリアムズ
撮影ディーン・カンディ
編集マイケル・カーン
製作会社アンブリン・エンターテインメント
配給 トライスター
ソニー・ピクチャーズ
公開 1991年12月11日
1992年6月20日
上映時間144分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$70,000,000[1]
興行収入 $300,854,823[1]
$119,654,823[1]
配給収入 23億3000万円[2]
テンプレートを表示
『フック』(原題: Hook)は、1991年公開のアメリカ映画。
40歳の大人になった永遠の子供ピーター・パンが、宿敵フック船長と再び闘うSF・コメディ・ファンタジー・アクション作品。ピーター・パンの作品が大好きで、映画化をかねてから熱望していたスティーヴン・スピルバーグが7000万ドルの制作費を投じて制作した。コメンタリーによると当初はオープニングロゴをコロンビア ピクチャーズにするつもりだったという。日本での公開は1992年6月20日。 40歳の弁護士であるピーター・バニングは、アメリカの企業付きの弁護士で猛烈な仕事人間であり、家族を省みずに仕事に熱中するあまり、家族から軽蔑されていた。そんな一家が妻の祖母・ウェンディのいるイギリスに里帰りした晩、子供たちが何者かに誘拐されてしまう。誘拐犯が残した脅迫状には、フック船長の名前が記してあった。 途方に暮れていたバニングに、祖母のウェンディは、バニングこそがかつてのピーター・パンであったことを告げる。しかし、かつての記憶を完全になくし、自分がピーター・パンであったことすら忘れてしまったバニングは、すぐには信じようとしない。そんな時、突然妖精のティンカーベルが現れた。バニングはティンカーベルと共にさらわれた子供たちを救うために、半ば強引に連れ去られる形で再びネバー・ランドへと向かう。 ネバーランドに暮らすロストボーイたちはピーター・パンの帰還を聞いて喜ぶが、目の前に現れたよれよれの中年男がかつてのピーター・パンであるとは信じられず、ロストボーイのリーダーである少年ルフィオも彼を断じて認めようとしなかった。しかし、彼に寄り添った1人のロストボーイの少年の言葉に、子供たちはバニングが本物のピーター・パンであると信じるようになり、彼が再びピーター・パンとなって空を飛べるよう、協力して特訓に精を出す。 一方、バニングの子供であるジャックとマギーをさらったフック船長は、ろくに父親に顧みられることのなかったジャックの心情に付け込み、自分が本当の父親だと吹き込んでジャックを懐柔してしまう。フック船長のカギ爪を盗むため、海賊たちのベースボール大会に忍び込んだバニングは、ジャックがフックを父親として慕っている光景を目撃し、黙ってその場を離れる。
ストーリー