この項目では、アメリカの映画について説明しています。flumpoolのコンセプトディスクについては「FOUR ROOMS」をご覧ください。
フォー・ルームス
Four Rooms
監督アリソン・アンダース
アレクサンダー・ロックウェル
ロバート・ロドリゲス
クエンティン・タランティーノ
製作ローレンス・ベンダー
製作総指揮アレクサンダー・ロックウェル
クエンティン・タランティーノ
出演者ティム・ロス
音楽コンバスティブル・エディソン
エスクィヴェル
撮影ロドリゴ・ガルシア
フィル・パーメット
『フォー・ルームス』(Four Rooms)は、1995年のアメリカ映画で、コメデイ・オムニバス作品。大晦日、ロサンゼルスのとあるホテルを舞台に、4つの物語が繰り広げられる。映画全体を通して登場する主人公のベルボーイはティム・ロスが演じた。クエンティン・タランティーノが3人の監督に声をかけて作られた。 大晦日の慌ただしいホテルで、新たにベルボーイとなったテッドが様々な騒動に巻き込まれる。 テッドが案内することになった最初の客は、何故かハネムーン・スイートに泊まるという6人の女性グループであった。実はこのうち5人は魔女であり、40年前にこの部屋で石にされてしまった偉大な魔女ダイアナの呪いを解くために集まったのだった。それぞれが復活の儀式に必要な材料を持ち寄ることになっており、大釜の中に入れていくが、最後の一人イヴァの順番になった担当であった精液を持参できていないことが判明する。儀式のタイムリミットが迫る中、イヴァはテッドを誘惑し、大釜の中でセックスする。儀式は成功し、テッドが去った後、大釜の中からダイアナが現れる。 パーティー中の客から氷の注文を受けたテッドだったが、誤って違う部屋に入ってしまう。部屋に入ったとたんテッドは宿泊客のシグフリードから銃を付きつけられる。彼の妻であるアンジェラは椅子に縛り付けられて猿轡をはめられているという異常な状況。テッドはアンジェラの間男に間違われたのだった。テッドは何とか誤解を解こうと必死になる。 一家揃って大晦日のパーティーに出かけようとしていた4人家族であったが、支度するうちに両親は2人の子供をホテルの部屋に置いて夫婦だけで楽しむという考えに傾く。父親はテッドに500ドル渡し、ベビーシッターを依頼する。テッドは金だけ貰って放置しておけば良いと考えるが、子供たち(姉弟)は悪ガキであり、目を離している間に部屋は壊され、酒やタバコ、さらにはアダルトチャンネルまで流れ出す。テッドが四苦八苦する内に、さらにベッドの中から売春婦の死体を見つけてしまう。両親が帰ってくるまでに事を収めたいテッドであったが、警察への電話中に汚い言葉を使ったことで、姉から注射器で足を刺され、弟が吸っていたタバコの火が酒に引火し、部屋は火事となる。
内容
第1話「ROOM 321 お客様は魔女」
脚本・監督:アリソン・アンダース
原題:Honeymoon Suite - "The Missing Ingredient" (直訳:ハネムーンスイート - "失われた材料")
第2話「ROOM 404 間違えられた男」
脚本・監督:アレクサンダー・ロックウェル
原題:Room 404 - "The Wrong Man"(直訳:ROOM 404 - "間違った男")
第3話「ROOM 309 かわいい無法者」
脚本・監督:ロバート・ロドリゲス
原題:Room 309 - "The Misbehavers"(直訳:ROOM 303 - "不作法者")