フォーリングブロック・アクション
[Wikipedia|▼Menu]

この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2007年9月)
ルガーNo.1単発フォーリングブロック式小銃。.243口径の改修銃身を持つ。作動機構が開かれている。「単発#ドロッピングブロック・アクション」も参照

フォーリングブロック・アクションとは、単発式の銃火器類の作動の一つで、金属製のブロック(鎖栓)が、火器の薬室後尾に垂直に切られたをスライドするものである。この作動はレバーによって行われる。スライディングブロック・アクションとも呼ばれる。
目次

1 詳細

2 関連項目

3 参考文献

4 外部リンク

詳細 フォーリングブロック・アクション

薬室を閉鎖したとき、鎖栓が引き上げられて頂部の位置まで置かれ、作動機構が固定された状態となって発射の反動に対抗する。鎖栓が引き下げられた位置にあるとき、鎖栓は薬室を離れ、弾薬を後方から装填可能な開放状態にしている。装填後、レバーは薬室を閉鎖し固定するため、鎖栓を頂部の位置へ戻す。これは非常に強固な作動方式で、薬室が閉鎖されたとき、機関部は完全に一体化された鋼鉄の部品になる。他の作動方式と比較すると、これらは薬室を閉鎖するため、ラグに依存する。フォーリングブロック・アクションは小火器と同様、重砲にも採用されている。

この作動方式を用いる小銃には以下のようなものが含まれる。M1870ベルギアン・コンブライン、M1872ミロナス、シャープス銃、ファーカーソン小銃、1890スティーブンス、シャープス・ボーチャードM1878、ウィンチェスターM1885、ブローニングM78、またルガーNo.1が挙げられる。フォーリングブロック・アクションを採用した軍用小銃は19世紀には一般的なものだった。こうした銃は、軍で使用する上でより発射速度の高いボルトアクション小銃に置き換えられていった。ボルトアクション小銃は弾倉からの装填が行えた。

フォーリングブロック・アクションの小銃は未だに生産されており、狩猟射撃競技に用いられる。またメーカー製の8ゲージ口径の散弾銃に採用される。

フォーリングブロック・アクションは、類似するものの完全に同一ではないピーボディアクションを用いるマルティニ・ヘンリー銃やバラード・アクションと関連が近しい。また珍しい連発式のクラーグ・ペテルッソンではスライディングブロックよりむしろピボット方式を用いている。
関連項目

ボルトアクション方式

レバーアクション

ポンプアクション

中折れ式

ローリングブロック方式 英語版。

参考文献

McLerran, Wayne (2008). Browning Model 1885 Black Powder Cartridge Rifle: A Reference Manual for the Shooter, Collector & Gunsmith. TexasMac Publishing.
ISBN 978-0-615-26561-2.

外部リンク

The Falling Block Action

Yost Single Shot Schuetzen Action

この項目は、武器兵器に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めていますプロジェクト:軍事Portal:軍事)。


更新日時:2017年7月13日(木)19:28
取得日時:2019/04/29 19:48


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:6074 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef