ボース=アインシュタイン
フェルミ=ディラック
カノニカルアンサンブル
グランドカノニカルアンサンブル
等温定圧アンサンブル
等エンタルピー-定圧
ポテンシャル
内部エネルギー
エンタルピー
ヘルムホルツの自由エネルギー
ギブズの自由エネルギー
グランドポテンシャル
科学者
マクスウェル · ギブズ · ボルツマン · アインシュタイン · オンサーガー · ウィルソン · 久保亮五 · カダノフ · フィッシャー · 川崎恭治 · パリジ(英語版) · エドワーズ(英語版) · ローレンツ · 蔵本由紀 · ジャルジンスキー · 西森秀稔 · 田崎晴明
表・話・編・歴
温度ごとのフェルミ分布関数
フェルミ分布関数(フェルミぶんぷかんすう、英: Fermi distribution function)とは、相互作用のないフェルミ粒子の系において、一つのエネルギー準位にある粒子の数(占有数)の分布を与える理論式である[1]。フェルミ・ディラック分布とも呼ばれる。 理想フェルミ気体の逆温度β、化学ポテンシャルμ、連続変数としてのエネルギーεを用いて f ( ϵ ) = 1 e β ( ϵ − μ ) + 1 {\displaystyle f(\epsilon )={\frac {1}{\mathrm {e} ^{\beta (\epsilon -\mu )}+1}}} と定義される関数をフェルミ分布関数と呼ぶ。フェルミ分布関数は 0 から 1 の間の値をとる。 絶対零度(T→0, β→∞)の極限では、フェルミ分布関数はヘヴィサイドの階段関数を用いて lim β → ∞ f ( ϵ ) = θ ( μ − ϵ ) = { 1 ( ϵ < μ ) 1 / 2 ( ϵ = μ ) 0 ( ϵ > μ ) {\displaystyle \lim _{\beta \to \infty }f(\epsilon )=\theta (\mu -\epsilon )={\begin{cases}1&(\epsilon <\mu )\\1/2&(\epsilon =\mu )\\0&(\epsilon >\mu )\\\end{cases}}}
目次
1 定義
2 低温でのふるまい
3 占有数としての意味
3.1 注意点
4 脚注
5 参考文献
6 関連項目
定義
低温でのふるまい