フェイブルマンズ
The Fabelmans
監督スティーヴン・スピルバーグ
脚本スティーヴン・スピルバーグ
トニー・クシュナー
製作クリスティ・マコスコ・クリーガー
スティーヴン・スピルバーグ
トニー・クシュナー
出演者ミシェル・ウィリアムズ
ポール・ダノ
セス・ローゲン
ガブリエル・ラベル
『フェイブルマンズ』(原題:The Fabelmans)は、2022年のアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はスティーヴン・スピルバーグ、出演はミシェル・ウィリアムズとポール・ダノなど。スピルバーグ監督が自身の子ども時代にインスパイアを受けて制作した作品で、スピルバーグの母リアと父アーノルドに捧げられている。
第47回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞した[5][6]。 第二次世界大戦直後の1952年。ニュージャージーに住むユダヤ人の一家・フェイブルマン家の長男サミーは、小学校低学年にして両親と共に初の映画鑑賞を体験した。映画館に響き渡る列車の激突シーン(『地上最大のショウ』)に夢中になったサミーは、父の8ミリカメラで撮影する映画少年に成長して行く。 サミーの父バートは最新技術であるコンピューターの優秀なエンジニアだが、生活は厳しく、元ピアニストの母ミッツィはサミーや妹たちの世話に忙殺される専業主婦として生活していた。やがて時代がコンピューターを認知すると、父バートは大企業に引き抜かれ、一家はアリゾナに転居することになった。助手は招かれていないと聞き激怒するミッツィ。助手のベニーは父バートの親友であり、サミーたちにとっても家族同然の独身男だったのだ。 ベニーも共に就職する形でアリゾナに移る一家。その地で高校生になったサミーは撮影の腕を磨き、映画監督になる夢を膨らませて行った。だが、家族のファミリーキャンプの映像を編集したサミーは、母ミッツィと助手ベニーのキスシーンが写り込んでいることに気が付いた。予期せぬものを撮影してしまい、一時は映画への情熱まで失いかけるサミー。 父バートは滅多に怒らず、母ミッツィを深く愛する優しい男だが、感情を表すことが苦手で、人の話しを黙って受け止めるタイプだった。芸術家で感性が人一倍豊かなミッツィは、喜怒哀楽を表に出すベニーに惹かれてしまったのだ。
ストーリー