『フェイカー・ホリック』
YMO の ライブ・アルバム
リリース1991年5月21日
録音1979年10月16日、10月24日
ヴェニュー(ロンドン)
1979年10月18日
ル・パレス(パリ)
1979年11月6日
ボトムライン(ニューヨーク)
ジャンルテクノ
時間Disc 1:69分20秒
Disc 2:66分07秒
レーベルアルファレコード
プロデュースYMO with 細野晴臣
専門評論家によるレビュー
Allmusic link
『YMO・イン・ザ・ナインティーズ・ピート・ロリマー・リミックス』
(1990年)『フェイカー・ホリック』
(1991年)『ハイテック・ノークライム』
(1992年)
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『フェイカー・ホリック』 (FAKER HOLIC) は、イエロー・マジック・オーケストラ(以下、YMO)のライブ・アルバム。1991年5月21日にアルファレコードから発表された。 散開後初の未発表録音を収録したアルバムで、第1回ワールドツアーのヴェニュー(ロンドン)での2回、ル・パレス(パリ)、ボトムライン(ニューヨーク)の4公演を編集して収録。 CDは2枚組で、Disc 1にはロンドンとパリでの演奏、Disc 2にはニューヨークでの演奏が収められている。 活動中に発表された3rdアルバム『パブリック・プレッシャー』では、サポート・ギタリストの渡辺香津美のギターのチャンネルが、公演当時の渡辺の契約レコード会社日本コロムビアの意向により坂本龍一のシンセサイザーに置き換えられていた。その後アルファレコードの販売経路を担当する業務が日本コロムビアに移行した事により諸問題がクリアされ、本作では渡辺のギターパート収録が可能になり、その違いを聞き比べることができる。 『フェイカー・ホリック』という題名は、「フェイク」の新作アルバムとして、YMO活動時の1982年に広告やレビューが雑誌に掲載されたものに由来している。“アナライザー”という楽器を使い、「タンダラダイ」「ブルマー」などといった曲が収録されていたとする。 後に放送されたテレビ番組『カルトQ』において「YMOカルトキング」に輝く砂原良徳が、機材リストの資料提供者としてライナーノーツに名を連ねている。砂原がメジャー作品に参加する以前の事であり、直後にリリースされた砂原にとって電気グルーヴ加入後初のシングル『MUD EBIS/COSMIC SURFIN'』では本作のパロディの意味合いを込めたライヴテイク風の「コズミック・サーフィン」のカバーを披露している。
解説
曲目
Disc 1
キャスタリア Castalia
ライディーン Rydeen
ビハインド・ザ・マスク Behind The Mask
コズミック・サーフィン Cosmic Surfin
ラジオ・ジャンク Radio Junk
インソムニア Insomnia
中国女 La Femme Chinoise
テクノポリス Technopolis
ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー Solid State Survivor
デイ・トリッパー Day Tripper
ファイアークラッカー Firecracker曲の最後に入る破裂音はシーケンサーであるローランド MC-8によるものであるが、アレンジによっては複雑な音を出すために多量のデータ入力が行われたため、この演奏のようにMC-8がシーケンスパターンの再生を失敗することがあった。
ジ・エンド・オブ・エイジア The End Of Asia渡辺香津美のギターソロが一部カットされている。
千のナイフ 1000 Knives
東風 Tong Poo
収録会場日時
tracks 1-3,14: London. Venue 10/16, 1979(内1-3はテープスピードが僅かに速めて収録されている)
tracks 4,9-13: London. Venue 10/24, 1979
tracks 5-8: Paris. Theatre Le Palace 10/18, 1979
Disc 2
ライディーン Rydeen