フェアフィールド_(カリフォルニア州)
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フェアフィールド
Fairfield

州間高速道路80号線沿いにある市の入り口標識
愛称 : 平地、フェアラス平地
位置

ソラノ郡内の位置
座標 : .mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯38度15分28秒 西経122度3分15秒 / 北緯38.25778度 西経122.05417度 / 38.25778; -122.05417
歴史
市1903年
行政
アメリカ合衆国
  カリフォルニア州
 ソラノ郡
 市フェアフィールド
Fairfield
市長ハリー・T・プライス
地理
面積 
  市域98.8 km2
    陸上  94.5 km2
    水面  3.3 km2
      水面面積比率    5.95%
標高4 m
人口
人口(2020年現在)
  市域119,881人
  備考[1]
その他
等時帯太平洋標準時 (UTC-8)
夏時間太平洋夏時間 (UTC-7)
公式ウェブサイト : ⇒City of Fairfield

フェアフィールド(: Fairfield)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ソラノ郡にある都市。同郡の郡庁所在地である。人口は11万9881人(2020年)。サンフランシスコ・ベイエリアの北東部に位置する。サンフランシスコ市やサクラメント市からはどちらも約60 km、オークランド市からは約55 km、ナパ・バレーからは約30 kmの距離にある。

フェアフィールドは1859年にクリッパー船の船長ロバート・H・ウォーターマンによって設立され、その故郷であるコネチカット州フェアフィールドに因んで市名を付けられた。市内にトラビス空軍基地があり、またゼリービーンズの工場であるジェリー・ベリーがある。

フェアフィールドは姉妹都市のサスーン・シティと境を接している。その他の周辺都市には、バカビル、ベニーシャ、ナパ、およびヴァレーホの各市がある。
歴史

最初のヨーロッパ人による接触は1810年のことであり、スペイン軍がススン族インディアンに対する攻撃を命じられたものだった。1835年、メキシコのヴァレーホ将軍がインディアンの酋長セム・イェトに勝利しても大変寛大だったので、イェトは他の種族との紛争があったときはヴァレーホに同盟した。1837年、インディアンの酋長ソラノがランチョ・サスーンに関するメキシコの土地特許を取得した。この特許権は最終的にロバート・H・ウォーターマンというコネチカット州出身のクリッパー船船長の手に落ちた。ウォーターマンは1856年に町を区画割りしただけでなく、商業的にもうまく立ち回って1858年にはベニシアにあった郡庁を移させた。この誘致のために郡庁を建設する用地として16エーカー (64,000 m2) の使用を認めた。フェアフィールドは1903年に市制を敷いた。
地理

フェアフィールドは北緯38度15分28秒 西経122度3分15秒 / 北緯38.25778度 西経122.05417度 / 38.25778; -122.05417に位置する[2]アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、市域全面積は38.7平方マイル (102.6 km2)であり、このうち陸地は37.7平方マイル (98.5 km2)、水域は1.04平方マイル (3.1 km2)、水域率は5.95%である。

フェアフィールドはサンフランシスコ・ベイエリアのカリフォルニア海岸山脈の中に位置している。ススン湾の北、サンパブロ湾の北東にあたる。ススン湾の大半はアメリカ西海岸でも最大の塩水湿地であるススン湿地を含んでいる。サクラメント・バレーが市の東にある。
人口動態

以下は2000年国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

人口: 106,5215人

世帯数: 33,494世帯

家族数: 24,016家族

人口密度: 986.3人/km2(2,782人/mi2)

人種別人口構成

白人: 46.54%

アフリカン・アメリカン: 19.08%

ネイティブ・アメリカン: 0.73%

アジア人: 12.53%

太平洋諸島系: 0.93%

その他の人種: 8.77%

混血: 7.41%

ヒスパニックラテン系: 24.48%

年齢別人口構成

18歳未満: 29.8%

18-24歳: 11.1%

25-44歳: 31.3%

45-64歳: 18.8%

65歳以上: 9.0%

年齢の中央値: 31歳

性比(女性100人あたり男性の人口)

総人口: 99.1

18歳以上: 97.4

世帯と家族(対世帯数)

18歳未満の子供がいる: 43.1%

結婚・同居している夫婦: 58.4%

未婚・離婚・死別女性が世帯主: 14.2%

非家族世帯: 22.2%

単身世帯: 17.0%

65歳以上の老人1人暮らし: 5.5%

平均構成人数

世帯: 2.98人

家族: 3.33人


収入

収入と家計(2007年推計)

収入の中央値

世帯: 49,151
米ドル

家族: 52,503米ドル

性別

男性: 35,544米ドル

女性: 27,616米ドル



人口1人あたり収入: 18,617米ドル

貧困線以下

対人口: 13.1%

対家族数: 8.9%

18歳未満: 14.1%

65歳以上: 7.2%


中心街のウェストテキサス通りフェアフィールド中心街にあるソラノ郡郡庁舎トラビス空軍基地からシエラレオネに向けて飛び立つC-5輸送機
経済

フェアフィールドは多様な経済基盤が有り、政府、製造業、医療、小売業、専門店と商業施設の建設部門が主な雇用主である[3]アンハイザー・ブッシュ社が大規模なバドワイザーの醸造設備を操業しており、クロロックス社はブリーチ商品を製造し、ジェリーベリー・キャンディ会社はそのお家芸であるゼリービーンズを製造している[3]
主要雇用主

フェアフィールドの包括的年間財務報告書2008年版によれば、市内の大きな雇用主トップ10は以下の通りである[4]

順位雇用主従業員数
1トラビス空軍基地14,353
2ソラノ郡2,850
3フェアフィールド・ススン統合教育学区2,000
4ノースベイ医療センター1,115
5ソラノ・コミュニティ・カレッジ650
6フェアフィールド市608
7サッター・ヘルス475
8ジェリーベリー461
9コパート450
10ウェストアメリカ銀行407

教育

フェアフィールドの公立学校は ⇒フェアフィールド・ススン統合教育学区と ⇒トラビス統合教育学区に属している。地域の高校は6校、中学校は5校ある。セム・イェト継続学習校とメアリー・バード・コミュニティ昼間学校はフェアフィールド・ススン統合教育学区に属し、バンデン高校はトラビス統合教育学区に属し、トラビス空軍基地の近くに位置している。

近辺にある大学としてはカリフォルニア海事大学カリフォルニア大学デービス校同バークレー校、カリフォルニア州立大学サクラメント校、同イーストベイ校、同ソノマ校、トリニニティ・カレッジ・オブ・メッセージ、セントメアリーズ・カレッジ、フェニックス大学、およびハップマン大学[5]がある。


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