フィリップス
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この項目では、ヘルスケア製品・医療関連機器メーカーのフィリップスについて説明しています。その他の用法については「フィリップス (曖昧さ回避)」をご覧ください。

コーニンクレッカ フィリップス
Koninklijke Philips N.V.
(Royal Philips)
フィリップス本社
種類株式会社
市場情報Euronext: PHIA
NYSE: PHG
本社所在地 オランダ
アムステルダム
アイントホーフェン(登記上の本店)
設立1891年
業種電気機器
事業内容ヘルスケア製品・医療関連機器の開発製造
売上高約177.8億ユーロ (2017年)
総資産約253.15億ユーロ (2017年)
従業員数115,392人 (2017年)
外部リンク ⇒www.philips.com
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コーニンクレッカ フィリップス(Koninklijke Philips N.V. 、英文正式表記:Royal Philips 、Euronext: PHIA , NYSE: PHG)は、ヘルスケア製品・医療関連機器を中心とする電気機器関連機器メーカーで、オランダアムステルダムに本拠を置く多国籍企業である。

日本法人である株式会社フィリップス・ ジャパンは、東京都港区麻布台に所在。日本法人については、2017年10月に株式会社フィリップスエレクトロニクスジャパンから株式会社フィリップス・ジャパンに社名を変更した[1]
沿革

1891年に、オランダザルトボメル出身の創業者ヘラルド・フィリップスがアイントホーフェン[2] に従業員20名の電球工場を設立したのが源流である。1920年代にドゥカティの技術協力を受け[2]、その後押しで[2] 電球を欧州各地に販売して成功し、その後はラジオ受信機、蓄音機、電気通信装置などに拡大し、家電製品から軍需産業まで関与する総合エレクトロニクスメーカーとなった。第二次世界大戦中、ナチス・ドイツ軍に工場を接収され、また英米連合軍の爆撃で大きな被害を受けた。戦後は一層の多角化を進めたものの、次第に不採算事業の赤字に苦しむようになった。その後、選択と集中による事業の再構築によって、ヘルスケア・医療機器に経営資源を集中した。その結果、世界の主要電器メーカーの中で最も利益率が高い企業になっている。

日本では、電気かみそり(シェーバー)や電動歯ブラシで知名度が高い。それ以外ではコンピュータ断層撮影 (CT)、核磁気共鳴画像法 (MRI)、自動体外式除細動器 (AED)などの医療機器分野で高い技術力を持っている。かつては照明機器半導体AV機器(音響機器映像機器)分野で知られ、コンパクトカセットレーザーディスク (LD)、コンパクトディスク (CD)、DVD+R/RWBlu-ray Discなどの開発、提唱元の一つとして知られていた。

インダストリアルデザインに凝った製品が多く、その分野でも先駆的存在であり、デザイナーを社内に多く擁しているのも特徴であった。初期型CDプレーヤー「CD-34」は、独自開発のスイングアーム式ピックアップ(弧を描く形でCDを読み取る方式)と、4fsオーバーサンプリング左右独立14bitDAC+ノイズシェイパー+デジタルフィルタの構成であった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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