フィラデルフィア・エクスペリメント
[Wikipedia|▼Menu]

.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、1984年のアメリカ映画について説明しています。本作のモチーフとなった都市伝説については「フィラデルフィア計画」をご覧ください。

フィラデルフィア・エクスペリメント
The Philadelphia Experiment
監督スチュワート・ラフィル
脚本ウィリアム・グレイ
マイケル・ジャノヴァー
原作チャールズ・バーリッツ
ウィリアム・L・ムーア
製作ダグラス・カーティス
ジョエル・B・マイケルズ
製作総指揮ジョン・カーペンター
出演者マイケル・パレ
ナンシー・アレン
音楽ケネス・ワンバーグ
撮影ディック・ブッシュ
編集ニール・トラヴィス
製作会社ニューワールド・ピクチャーズ
配給 20世紀フォックス
松竹富士/東北新社
公開 1984年8月3日
1984年10月27日
上映時間102分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
興行収入 $8,103,330[1]
次作フィラデルフィア・エクスペリメント2
テンプレートを表示

『フィラデルフィア・エクスペリメント』(原題:The Philadelphia Experiment)は、1984年制作のアメリカ映画

有名な都市伝説フィラデルフィア計画」をモチーフに造られたSF映画。当初は製作総指揮のジョン・カーペンターが監督する予定だった。シナリオもカーペンター版とは全く異なるものである。
あらすじ

第二次世界大戦中の1943年フィラデルフィア港でアメリカ海軍によるある極秘実験が行われようとしていた。“フィラデルフィア計画”と呼ばれるその実験は、敵のレーダーから消え、味方の船を探知されないようにするというものであった。

その実行役となった水兵のデビッドとジムが実験機械のスイッチを入れた途端、実験の舞台である駆逐艦エルドリッジはレーダーのみならず、実際に海上からも姿を消してしまった。艦はしばらくして再び出現したが、艦内では乗組員が大火傷を負ったり、艦の壁や甲板に身体がめりこんだりしており、デビッドとジムは姿を消してしまっていた。

その頃、デビッドとジムは、時空間をトリップして1984年ネバダ州の砂漠にタイムスリップしていた。2人は行きずりで出会ったアリソンと共に逃避行に出る。

一方、実験の指揮者であるロングストリート博士は、41年前と同じ実験を今度は砂漠のゴーストタウンを対象にして行なう。するとジムは激しい痙攣を起こし、赤い電磁波に包まれて消滅してしまった。

今回の実験のエネルギーがあまりに膨大なものだったので、時空の連続体にひずみが生じて巨大な裂け目が現出、様々な異常気象を発生させたのだ。さらに実験の影響で空にできた渦があらゆるものを吸い込み、地球そのものにも危機が迫っていた。

デビッドはアリソンと共に実験場へ乗り込み、これを食い止めようとする。
キャスト

役名俳優日本語吹替
フジテレビテレビ朝日
デビッド・ハーデッグマイケル・パレ神谷明山寺宏一
アリソン・ヘイズナンシー・アレン小宮和枝小山茉美
ジム・パーカーボビー・ディ・シッコ中尾隆聖堀内賢雄
ジェームズ・ロングストリート博士エリック・クリスマス千葉順二山内雅人
パメラルイーズ・ラサム香椎くに子藤波京子
バーニースティーヴン・トボロウスキー池田勝鈴置洋孝
アンドリュースゲイリー・ブロケット千田光男田原アルノ
クラーク少佐キーン・ホリデイ玄田哲章大塚明夫
若いロングストリート博士マイルズ・マクナマラ若本規夫小島敏彦
年老いたジムラルフ・マンザ上田敏也筈見純
若いパメラデブラ・トロイヤー幸田直子佐々木優子
ベイツ保安官ジョー・ドーシー安田隆石森達幸
マグネッセンマイケル・カリー阪脩加藤精三
整備士グレン・モーシャワー秋元羊介荒川太朗
ボイヤー巡査ジェームズ・エッジコム幹本雄之
マー・ウィリスヴィヴィアン・ブラウン京田尚子青木和代
パー・ウィリスエド・ベイキー伊井篤史城山堅
ドリスパメラ・ブラル羽村京子滝沢久美子
マンデルリック・スクランド秋元羊介大塚芳忠
レーダー係ブレント・S・レイン西村知道稲葉実


フジテレビ版:初回放送1985年12月7日『ゴールデン洋画劇場
演出:伊達康将、翻訳:岩佐幸子、制作:東北新社

テレビ朝日版:初回放送1991年6月23日『日曜洋画劇場
その他:糸博西村知道喜多川拓郎松本保典梁田清之秋山嘉子喜田あゆ美叶木翔子演出:福永莞爾、翻訳:たかしまちせこ、効果:リレーション、調整:オムニバス・ジャパン、制作:東北新社2014年7月26日にWOWOWの『土曜吹替劇場』で放送された際、地上波放送時にカットされていた部分を同じ声優陣で追加録音したものが放送された。※2015年8月4日発売のブルーレイには、フジテレビ版の吹替が収録。2023年12月29日発売のブルーレイは両バージョン(テレビ朝日版はWOWOW放送時の追録版)とも収録。
関連項目

フィラデルフィア計画

陰謀論

ステルス性

フィラデルフィア・エクスペリメント2』 - 1993年に本作の続編として製作された映画。同じ名前のキャラクター(配役は異なる)が2人登場すること以外、本作とは全くの別作品となっている。

脚注^ The Philadelphia Experiment (1984) - Box Office Mojo

外部リンク

フィラデルフィア・エクスペリメント
- allcinema

フィラデルフィア・エクスペリメント - KINENOTE

The Philadelphia Experiment - オールムービー(英語)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:13 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef