フィニアスとファーブ
ジャンルコメディ
アニメ
原作ダン・ポベンマイヤー
ジェフ・“スワンピー”・マーシュ
アニメーション制作ラフ・ドラフト・スタジオ
『フィニアスとファーブ』(原題:Phineas and Ferb)はアメリカのテレビアニメである。アメリカではディズニー・チャンネルで2007年8月17日から[1]、日本は2008年2月1日からディズニー・チャンネルで、2012年3月19日から2020年3月30日まではDlifeでも放送されていた。世界167カ国、35の言語で放送されている。現在ではディズニー公式サイトにあるディズニー動画やニコニコ動画の「フィニアスとファーブチャンネル」などで見ることも出来る。また、2020年から、アメリカの動画配信サービス「Disney+」にてフィニアスとファーブ/ザ・ムービー:キャンディス救出大作戦などの配信が開始された。(日本では9月4日から配信されている。[2])。 フィニアスとファーブの義兄弟は夏休みを楽しむために、色々な遊びや疑問の解決、冒険をしようとタイムマシンや潜水艦などの発明品を作る[1]。しかし、フィニアスの姉キャンディスはそれを人騒がせなイタズラと思い込んでいて、母リンダに告げ口しようとする。しかし両親はフィニアスとファーブが発明品を使用しているときはいつも外出しており、キャンディスが電話で告げ口しようとしても、実際に見たことが無いため信じてくれない。物語終盤で両親が帰宅する頃には、後述のペリーとドゥーフェンシュマーツの戦闘の影響や、偶然の重なりで毎回それらの発明品は跡形もなく消えてしまう。フィニアスたちとドゥーフェンシュマーツが顔を合わせることはない。 さらに、フィニアスとファーブのペットであるカモノハシペリーは、実はエージェントPというエージェントであり、ドゥーフェンシュマーツ博士の悪事を阻止するエピソードが同時進行で進む。ペリーがエージェントだということは、フィニアスやキャンディスをはじめ家族の誰も知らず、普段は何もしないただのカモノハシだと思っている。ただし特番や劇場版では、キャンディスがフィニアスたちの行いを母に言いつけることができたり、ペリーがエージェントPだとみんなにばれる特殊なエピソードも存在する。 また、ほとんどのエピソードでミュージカルシーンがあり、このアニメの特徴の一つとなっている。 ダン・ポベンマイヤーは、故郷のアラバマ州モービルに暮らしていたころ、母親に「夏休みだからと言って一日を無駄にしないように」と言われ、それがこの番組の根幹をなしている。言いつけを守るべく、ポベンマイヤーは庭に穴を掘ったり、ホームムービーを作ったりした。のちに彼は「母は、私に居間全体を黒い布で覆わせて、宇宙空間を演出させてくれました。それから私は小さな宇宙船の模型をつるして、スーパー8ミリフィルムで短編映画の撮影を行ったわけです」と振り返っている[1][3][4] 。また、彼は芸術の分野に才能があり、緻密な画風の作品が多かった[5]。一方、マーシュは大きな混合家族の中で育った[6]。ポベンマイヤー同様、マーシュもまた、冒険に出かけたり、いつもとは違ったことをして夏休みを楽しく過ごしてきた[7]。 南カリフォルニア大学在学中、ポベンマイヤーは日刊の新聞漫画Life Is a Fishの連載を始め、その関連グッズから金を得ていた。
あらすじ
起源共同原作者であるダン・ポベンマイヤー
幼少期からのひらめき
コンセプトが出来上がるまで